え……夢主って私じゃないの……？【3】

94話 ページ13

野薔薇「えぇぇぇぇぇぇぇ？！？！」


野薔薇「Aだったの？！」


A「うん……まぁ、そういうこと」


野薔薇「確かによく見れば、スカート履いてる……」


誤解がとけ、野薔薇は落胆する


野薔薇「でも、Aの男体化ってめっちゃイケメンね」


A「そう？」


私、男に生まれた方がモテモテだったのかもしれない……


野薔薇「とりあえず……その服どうにかしようか」


野薔薇「ちょっとまってて」


と、野薔薇がどこかへ行く

どこいくねーん！
私を1人にするなよ……


と思ったのもつかの間、すぐに野薔薇は帰ってきた


A「どこに行ってたの？」


野薔薇「そりゃもちろん、男のものの服を借りに」


え、めっちゃありがたいんだけど


野薔薇「サイズ入るか分かんないけど、これ着てみ」


と言って渡されたのは、赤いパーカーのついた制服


A「あれ……これ」


虎杖のじゃね？！
私が来てもいいのか？！

そう思いつつ、着替える


野薔薇「あと少しだけ袖が足りないわね……じゃあ、これ」


と言われて渡された制服は多分伏黒の


着替えてみると、びっくり


A「あ、ピッタリだわ」


野薔薇「ということで、服はOKね」


野薔薇様……
本当に助かります……


野薔薇「次は……他の奴らに今のAを見せたいところだけど……」


野薔薇「折角だし、一人称も俺に変えて男らしくしちゃお！」


マジすか、野薔薇さん

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