よんじゅうろく ページ49
__夢主side__
見れば、ナオミちゃんと安全な場所へ避難させたはずの谷崎さんがいる
私の治癒のおかげで谷崎さんは元気だった
谷崎「Aさん!怪我治してくれてありがとう!僕も参戦するよ!」
後ろの方でナオミちゃんは“兄様、頑張ってー!”と応援する
そして、
ナオミ「Aさん達も頑張ってくださいませ!」
と、応援してくれた
今の応援でもっと力がみなぎる
よし!頑張ろ!←単純な女
それに、この仕事を上手くやれたら国木田さんにしばかれずに済む!
芥川「今切り裂いたのは虚像か!では_____!」
芥川さんの背後に、実体の虎が現れる
谷崎さんはそれを見て、不敵に笑う
谷崎さん、今の笑みは凄い悪者みたい……
芥川「羅生門_____」
芥川「
これまで以上に巨大な手の塊となった羅生門が、虎に襲いかかる
しかし虎は、正面から、その黒い手に向かっていく
凄まじい異能力同士が激突しようとしたその時___
太宰「はーい、そこまで!」
A「太宰さん!」
どこからともなく現れた太宰が、いきなり両者の中央に立ちはだかる
太宰さんは両手を水平にあげ、その掌で両者の突進を遮ろうとする
じっさい、太宰さんの指先に触れた瞬間___
羅生門も、虎の巨体も、瞬時に消失してしまう
気を失って倒れる敦くん
芥川「なっ……」
樋口「あなたは探偵社の……」
A「なんでここに?!」
太宰「美人さんの行動は気になっちゃうたちでね……こっそり聞かせてもらった」
樋口「まさか!」
慌てて樋口さんがポケットを探ると、盗聴マイクがあった
樋口「……あの時に」
谷崎「さすがですね」
太宰「あー、谷崎兄妹は探偵社に戻って報告しといて よろしくねー」
谷崎「ナオミ、行くよ」
ナオミ「はい、兄様ー!」
行ってしまった……
私はまだ帰れないのか?
樋口「最初から、私の計画を見抜いて……」
太宰「ほらほら起きなさいよー敦くん おぶって帰るの嫌だよ、私」
A「だったら、私がおぶりますよ?」
太宰「Aちゃんは女の子だし、今怪我してるからだーめ!」
太宰さん……(感激)
私の事、女の子扱いしてくるなんて……!
今まで友達とかには
「お前、女の子じゃないだろ」
って散々云われて来たからね笑
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圧倒的傘不要(プロフ) - 今更ですが身長158kgになってます! (2022年4月24日 13時) (レス) @page35 id: 1e8d4c9559 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃっぷす(プロフ) - やまさん» あ、ありがとうございます……! (2021年3月31日 18時) (レス) id: c0497d6ba4 (このIDを非表示/違反報告)
やま - めっちゃ好きです。 (2021年3月31日 18時) (レス) id: 0eb68c7075 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ちゃっぷす | 作成日時:2020年12月20日 16時