え……夢主って私じゃないの……？ (ページ37)

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34話ページ37

_____東京校サイドミーティング

虎杖「あのぉ〜これは……」

虎杖「見方によってはとてもハードないじめなのでは……」

虎杖が遺影の外縁を持って言う

野薔薇「うるせぇ、しばらくそうしてろ」

パンダ「まぁまぁ事情は説明されたろ許してやれって」

虎杖「喋った！！」

狗巻「しゃけしゃけ」

虎杖「なんて？」

いちいち反応が可愛い

伏黒「狗巻先輩は呪言師だ」

伏黒「言霊の増幅・強制の術式だからな」

伏黒「安全を考慮して語彙絞ってんだよ」

確か、家族とは心で喋ってるらしいし

虎杖「“死ね”っつったら相手死ぬってこと？最強じゃん」

奏「確かに……！強すぎる」

パンダ「そんな便利なもんじゃないさ」

パンダ「実力差でケースバイケースだけどな」

パンダ「強い言霊を使えばデカい反動が来るし最悪自分に帰ってくる」

パンダ「語彙絞るのは棘自身を守るためでもあんのさ」

奏「へぇー……知らなかった……」

虎杖「ふーん……で、先輩は何で喋れんの？」

野薔薇「他人の術式をペラペラと……」

真希「良いんだよ、棘のはそういう次元じゃねーから」

狗巻先輩、もっと掘り下げて欲しい……

真希「んなことより、悠仁」

真希「屠坐魔、返せよ悟に借りたろ」

あー……少年院の時
手首ごと無くなったんだっけ？

虎杖は焦ったように

虎杖「五条先生ガ……持ッテルヨ……」

カタコトだー

伏黒「……」

真希「チッあのバカ目隠し」

てか、何で2年の先輩って
五条先生のこと呼び捨てで呼ぶんだろ？

ナメられてんのかな？