え……夢主って私じゃないの……？ (ページ25)

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22話ページ25

野薔薇「……ん？」

野薔薇「っていうかそんな暇あんの？」

奏「あ、確かに……人手不足って言ってなかったっけ？」

パンダ「今はな、冬の終わりから春までの人間の陰気が、初夏にドカッと呪いとなって現れる」

パンダ「繁忙期って奴だ」

真希「年中忙しいって時もあるがボチボチ落ち着いてくると思うぜ」

野薔薇「へぇ〜」

奏「呪いって不思議だな……」

なんか、インフルみたいなもんだね
ある時期に呪いが出やすいとか出にくくなるとか

真希「で、やるだろ？」

真希「仲間が死んだんだもんな」

そりゃもちろん

1年ズ「「「やる」」」

私は……

強くなりたい

死ぬのは嫌だし、次特級と会った時
互角に戦えるように……

そして、私たちイレギュラーな存在のせいで人を……仲間を死なせないように……

そのためならなんだって_____

野薔薇「でも、しごきも交流会も意味ないと思ったら即やめるから」

奏「えぇ？！」

伏黒「同じく」

奏「伏黒くんも？！」

A「私も」

奏「Aまで？！」

真希「ハッ」

パンダ「まぁ、こんくらい生意気な方がやり甲斐あるわな」

狗巻「おかか」

.

.

.

私は動きやすい服装……ジャージに着替え
奏と一緒に先輩たちの所へ向かっている途中……

奏「A、頑張ろうね！」

A「うん、やるからには本気でやるかr……」

五条「あ！お二人さん！」

突然聞こえた声に少し驚くが
すぐに聞こえた方向を向くと
そこには五条先生がいた

あ、もう出張から帰ってたんだ

奏「どうしたんですか？」

五条「奏を迎えに来たのさ」

なんで奏？
ま、まさか？！

奏……あんた……

五条先生まで手玉にとっt

五条「ほら、奏ってまだ呪術のことあんまし知らないでしょ」

五条「だから、呪術の勉強に加えて僕が特別に奏に教えてあげようと思って」

五条「着いて来てくれたらいいことがあるよ」

“いいことがある”って
五条先生……奏を虎杖と会わせる気か？！

はぁ？！
いや、待って？！

わしの推し！とられてまう……！
そんな……！
運命はこんなにも残酷だなんて……

酷すぎだろ……