え……夢主って私じゃないの……？ (ページ35)

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32話ページ35

五条先生の横を見れば、奏がいた

歌姫「五条悟！！」ﾁｯ

物凄く嫌そうな顔をする歌姫さん

その隣には逆に嬉しそうに頬を少し赤く染めた三輪ちゃんが……

だァー！！！
私の三輪ちゃんまで取るのか？！五条悟！！
(※三輪ちゃんはAのではありません)

五条「やぁやぁ、皆さんおそろいで」

奏「久しぶりー！！」

伏黒「……」

狗巻「……」

分かる……私には分かるぞ……こいつらの思っていることが

どうせ
「五条先生と何してたんだ？」
か、
「奏、やっと会えた……」
とかの2択だろ？！

五条「私、主張で海外に行ってましてね」

パンダ「急に語り始めたぞ」

五条「はい、お土産」

五条「京都の皆にはとある部族のお守りを」

と言って渡したのは
本当に変な人形だった

真依さんの顔が……
「何だこれ、いらねぇ」
って顔してる……

あの人形、どこの部族のやつだよ

五条「歌姫のはないよ」

歌姫「いらねぇよ！！」

五条「そして東京校の皆にはコチラ！！」

野薔薇「ハイテンションな大人って不気味ね」

A「ね」

ま、でも
やっと虎杖と再会できる！
目の保養……目の保養……

どうにか表情を崩れないようにポーカーフェイスをする

バゴッと音がして台車に乗っていた箱が開くと

五条「故人の虎杖悠仁くんでぇーっす！！」

虎杖「はい！！おっぱっぴー！！」

あぁ……推し2人が同じ空間に……
ここは天国か……？

そんな思いながらもめちゃくちゃ無表情です

ちなみに虎杖の登場に皆は

野薔薇「……」

伏黒「……」

パンダ「……」

別に感動的な再会！という訳ではなく……

京都校もお土産に夢中で虎杖には興味が無い

そんな虎杖は

虎杖「……」

めっちゃ焦ってて可愛い

野薔薇「おい」