異能力【夜明け前】伍

樋口 ページ4

中原から此の件に着いて託されたと聴いた樋口は驚きのあまり目を見開いた。



樋口｢私が指揮をとってもいいのですか!?!?!?｣



中原｢あァ、島崎藤村を護れば良い｣



首領はAの異能力が見たかった。



いつもの様に鎖に鍵がついた状態ではなく、外れた状態の異能が。



然し、武装探偵社の社員になった彼女の全開放はもう、見れない。



ならせめて、心の鍵が外せた、状態での異能が見たかった。他にも現段階の歴代最高暗殺者であった島崎藤村の実力が知りたかった。




その為だけに今回攫ったのだ。





かなりの戦力となる2人は今後ポートマフィアに大きな被害を齎す(もたらす)可能性が高いからだ。



あの歴代最高暗殺者である島崎藤村。



その孫であり異能力の全開放状態が分からない島崎A。



歴代最高暗殺者と同等の強さを持つ(異世界から来た)国木田独歩、田山花袋、徳田秋声。




彼らはポートマフィアを貶める力を持っている。




よって、彼らの力を知らなくてはならなかった。




然し目的の藤村はもう人を殺める事はしないと云っており、Aは武装探偵社の一員となってしまい福沢の異能力がかかってしまった。



今此処で発揮出来る力はいつか、戦う時以下の力。




もう、捕らえておく必要は無いのだ。




なら、利用しようという話だ。




今徐々に力を伸ばしている樋口を一気に成長させるであろう。



その為に｢島崎藤村を倒せば良い｣という嘘を伝えたのである。




さて、樋口はどう動くのか









令和おめでとうございます

歳をとりました((

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