組合の存在 ページ10
その後私は、あの流れで渡された乱歩さんの書類をまとめていた。
そこまで多くはないが少なくもない。
『もぉ…自分のは自分でして欲しい…でもあの乱歩さんの事だもんなぁ…それにこの頃ナオミちゃんに任せ過ぎたし…』
反省しながらまとめると乱歩さんの凄さがわかってくる。
アニメを見ていて乱歩さんの凄さは分かってたつもりであった。
が、それ以上に乱歩さんの仕事量や解決した事件数はかなり多く凄かった。
あ、あった。アニメで乱歩さんの凄さが分かったあの事件。
書類には簡単に纏められていたが、起きた事が分かるようしっかり書かれてあり、あの事件と云う事が佳くわかる。
凄いよなぁ…
そう言えば、小説、読んだ事あるんだぁ…【武装探偵社創立秘話】
あれ?名前、合ってる?
あの小説で私は乱歩さんに。社長に惚れたきっかけである。
社長が乱歩さんの推理力を活かし、乱歩さんを護るためだけに造られたのが【武装探偵社】
戦ってる社長カッコいいんだろうなぁ…
あの絵もかっこよかった。
戦っている姿を見てみたいものだ。
それに、昔の乱歩さんも見てみたかった…
「もう、何年も昔だけどな」
いきなり声が聞こえた事に肩を思い切り揺らし後を向く。
すると、社長が居た。
『えっ、声に出てましたか』
福沢「あぁ…」
『うっわ、はっず…』
声に出てた…マジか…
福沢「そんな事まで知ってるんだな」
『えっ、?』
福沢「この探偵社の出来た意味を。
その様子じゃ私と乱歩が出会った時の事も知っとるのだろう」
『…はい』
福沢「何処まで知っている?何処から何処まで」
『…多分1番古いモノでは社長と乱歩さんのが出会った時からでしょうか。太宰さんの話は、知りません。私の知っている太宰さんはもう、最年少幹部でしたから。
そして、最新では…
最後の最後にはポートマフィアと武装探偵社が協力し、
福沢「…
『フランシス・Fを団長とした北米の異能力者集団です。フランシス・Fは武装探偵社…社長が所持する【異能開業許可証】を狙いにヨコハマまで来ました。まぁ、話は省略しますがポートマフィアも関わり三社の三つ巴の戦いです。』
福沢「…フランシス…F」
社長は其の名を繰り返した。
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しゅん(´・ω・`)(プロフ) - 伊織さん» 多くの漢字ミスの指摘、ありがとうございます……!今確認出来ました物は全て直したつもりです。また何かミスがありましたら、コメント頂けると大変有難いです。ありがとうございました! (2021年5月23日 1時) (レス) id: 3c180a7803 (このIDを非表示/違反報告)
伊織 - ページ11ー織田作:ホワイトレースフラワーを備える←間違い、供える←正解。だと思います (2021年5月16日 1時) (レス) id: 399c3e6058 (このIDを非表示/違反報告)
伊織 - ページ1ー贈答品:贈呈品、ではないですか? (2021年5月16日 1時) (レス) id: 399c3e6058 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:しゅん(´・ω・`) | 作成日時:2018年7月5日 21時