藤村の本心は… ページ15
島崎「キミが…太宰くん、?」
太宰「え、あ、はい。」
島崎「Aがお世話になってます…Aはこの頃どう、かな?」
島崎はまるで太宰を調べるようにAの事を聞いていく。
太宰「…彼女は優しい人ですよ。私の過去に怯えもせず、ポートマフィアや武装探偵社にも熱心に調べています。そして、今貴方について調べています。」
太宰はあの島崎藤村からいきなり話しかけられた事に動揺したが優しい顔付きでAの事を話した。
それを聞いた藤村は安心したように柔らかく微笑んだ。
島崎「…そう。
リンタロウ、なんでAをポートマフィアに勧誘したの?」
森「っえ?だって、あんなにも可愛い子をほっとく訳ないじゃない!」
森は久しぶりの友人の姿に興奮気味にさっきと同じ事を話した。
島崎「Aが武装探偵社に入る事も反対だったのにポートマフィアなんか、以ての外。いつ居なくなっても可笑しくない所に起きたくないンだけど。」
そう云う藤村はもう、孫が大好きな孫バカにしか見えない。
太宰「え?貴方はAちゃんが探偵社に入る事反対だったのですか?」
島崎「うん…生命が亡くなりかける仕事でしょ。Aには僕と同じような人生を歩んで欲しくないから…」
森「そ、それもそうだね」
この言葉をきっかけに2人はAを護ろう。そういう気持ちがより強くなっていた。
森「何故藤村は出て来てくれたのだい?」
島崎「久しぶりに逢いたかった、ってのと…太宰くんに、感謝したかった…から?」
太宰「私に?」
何故か疑問形で云う藤村に疑問を抱きながらも自分に感謝したい。そう云う藤村に太宰自身驚いていた。
島崎「未来を知っていて、会ったこともない人の名前を知っていたりと異質な存在のAを…君…君達は大切にしてくれているでしょ。
だから、僕は感謝しているんだ…」
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しゅん(´・ω・`)(プロフ) - 伊織さん» 多くの漢字ミスの指摘、ありがとうございます……!今確認出来ました物は全て直したつもりです。また何かミスがありましたら、コメント頂けると大変有難いです。ありがとうございました! (2021年5月23日 1時) (レス) id: 3c180a7803 (このIDを非表示/違反報告)
伊織 - ページ11ー織田作:ホワイトレースフラワーを備える←間違い、供える←正解。だと思います (2021年5月16日 1時) (レス) id: 399c3e6058 (このIDを非表示/違反報告)
伊織 - ページ1ー贈答品:贈呈品、ではないですか? (2021年5月16日 1時) (レス) id: 399c3e6058 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:しゅん(´・ω・`) | 作成日時:2018年7月5日 21時