織田作 ページ11
私は乱歩さんから頼まれた書類と自分の書類を片付け終わるとパソコンを開き、【フランシス･Ｆ】と検索した。
…多くの企業を経営する者。
そんなに出て来ねぇなぁ…
この世界に来てからそんなに経ってねぇからなぁ企業名知らねぇわ。
フランシス･Ｆを倒したのも2期の終わり(のはず)だったからなぁ…
まぁ…いっか！((
椅子の背もたれに身体を預けると部屋から出ていこうとしている太宰さんが目に入った。
『何処行くンですか？太宰さん』
太宰｢織田作に会いにね。｣
『えっ！行きたいです！私もあの、織田作に会いたいです！』
太宰｢…分かったよ。一緒に行こう。｣
『やった！』
織田作に…会える！
太宰に着いてく。
来たのは景色が綺麗で静かな墓地だった。
墓地と言っても日本特有のあんな幽霊が出てきそうな墓地ではなく、外国とかでありそうな墓地だ。
木が何本も植えてある。
その中で木の下に墓がある木は2本。
恐らく1本は織田作だ。
私は太宰さんについていきながら周りの雰囲気に魅入っていた。
立ち止まった太宰の目線の先には1つのお墓。
きっとこの人が織田作だ。
太宰｢この間言ってたAちゃんだよ。｣
え？この間言ってた…？
太宰｢Aちゃんが芥川と会ってたあの日。私はココに来てAちゃんについて話してたのさ。｣
『そ、そうなんですか…』
織田作に私の事を話した!?
なんか、恥ずかしいなぁ…
『こんにちは、はじめまして。私は島崎Aと申します。訳あって貴方の事は昔から知っておりました。』
『貴方とは会ってみたかったです…』
私は異能でホワイトレースフラワーの花束を創り供えた。
そして、手を合わせる。
ホワイトレースフラワーの花言葉は《感謝》
そして又｢細やかな愛情｣という言葉も意味する。
私が織田作に渡すにはピッタリの花言葉なのだ。
すると後ろに気配が。
太宰さんでは無い。
太宰さんは織田作の墓に寄っかかってる。
《ありがとうな。》
思い切り振り返る。
その声は私の知ってる声である。
姿は見えないけれども居るような気がする。
『織田作…！』
太宰｢織田作はしっかりココに居るのだよ。｣
この間ここに来た時も一言言ったように聞こえた、と太宰さんは続ける。
『確かにココは居心地のよい場所ですね』
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しゅん(´・ω・｀)(プロフ) - 伊織さん» 多くの漢字ミスの指摘、ありがとうございます……！今確認出来ました物は全て直したつもりです。また何かミスがありましたら、コメント頂けると大変有難いです。ありがとうございました！ (2021年5月23日 1時) (
レス) id: 3c180a7803 (このIDを非表示/違反報告)
伊織 - ページ11ー織田作：ホワイトレースフラワーを備える←間違い、供える←正解。だと思います (2021年5月16日 1時) (レス) id: 399c3e6058 (このIDを非表示/違反報告)
伊織 - ページ１ー贈答品：贈呈品、ではないですか？ (2021年5月16日 1時) (レス) id: 399c3e6058 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しゅん(´・ω・｀) | 作成日時：2018年7月5日 21時
