21.落ち着いて ページ21
「あ、茶骨ーあのアイス食べよ。」
「オレを呼び捨てにすんなクソ
数時間前。茶骨は私の学校に来て勝手に私を連れ去っていった。
私は茶骨聞きたいことがある。それは『何故私を知っているのか』だ。
襲ってきた時から私を知っているようだったし、さっきも知ってると本人も認めていた。
きっと質問しても茶骨なので絶対に答えてくれない。なので学校サボって仲良くなることにした。
多分三ツ谷に茶骨と出掛けたって言ったら『お前馬鹿かよ』って怒鳴られながら殴られるな…
「やば。私財布持ってない…茶骨奢って!!」
私は学校から来たのでもちろん財布を持っていなくて。
「あ!?奢るわけねェだろ!!!」
こう見えて茶骨と会話が出来るようになったのだ。私はコミュ力が高いのかもしれない。
あの襲ってきた奴と今会話してるのか…私すご。
「心狭いなー…高校生でしょ?中学生にアイス奢る余裕もないんだ。」
「…オレは高校行ってねェよ」
「あ、受験落ちた?」
私は半笑いで茶骨の顔を見つめる。
「図星?」
「っせェな!!こちとら金ねーんだよ!!!」
茶骨はまた私のことを殴ろうとしたが、私は学ぶ子だ。茶骨の殴りをサッと避けた。
でも私は少し酷いこと聞いてしまったな、と反省する。
まぁ、こんな奴に反省する価値もないのだけれど。
「それにもうオレは…」
茶骨はまた口を開いた。
「大事な
茶骨は自分の手のひらを見つめていた。
「…茶骨、メアド交換しよ。」
「あぁ゛!?」
私は茶骨のメアドがいつか必要になると思った。
これもまた本能的だが。
「ちょ、テメェオレのケータイ勝手に触ってんじゃねェよ!!返せゴラッ!!」
「いちいちうるさいな…はい。入れといたから。」
私はうるさい茶骨にニコッと笑ってケータイを返した。
茶骨のケータイに勝手に私を入れてやった。これで茶骨を探る為の情報が得られやすくなる。
「テメェ今度会ったらブッ殺す!!」
「ハイハイ。じゃね。」
私は茶骨に手を振りその場を去った。
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あすか。 - Kanaさん» ありがとうございます!!そういう声があるとやりがいを感じてやる気が出ました笑更新頑張ります!! (2021年8月23日 2時) (
レス) id: 675840302b (このIDを非表示/違反報告)
Kana - 初めまして！この作品めっちゃ素敵です！これからも更新頑張ってください！応援してます！ (2021年8月23日 2時) (レス) id: 6aa49ac466 (このIDを非表示/違反報告)
あすか。 - お気に入り登録200人↑、たくさんの評価ありがとうございます！！ (2021年8月8日 9時) (レス) id: 450daef794 (このIDを非表示/違反報告)
あすか。 - たいやきさん» ありがとうございます！更新頑張りますね!! (2021年8月6日 16時) (レス) id: cf34245a8d (このIDを非表示/違反報告)
たいやき(プロフ) - この作品めちゃ好きです！！更新がんばってくださいっ！ (2021年8月6日 16時) (レス) id: 50a8f06b8b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あすか。 x他1人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Rinukun/
作成日時：2021年8月5日 8時
