2#わからない気持ち ページ4
国見side
昼休み______。
俺は屋上で、バレー部のメンバーと飯を食べていた。
「エッ!じゃぁ国見ちゃん、一時間目の授業まるまるサボったの⁉」
「うるさいです、クソ…及川さん。」
俺がサボった事が話題に上がり、及川さんがわめく。
「今、クソ川って言いかけたよね!?」
「うるせぇクソ川!」
「はっきり言った!酷いよ岩ちゃん!」
岩泉さんが及川さんを詰った、その時。
ギイィィ…
屋上の扉が開く音がした。
「それでね____。」
入ってきたのは、二人の女子。
って、あれ
長い赤茶色の髪…
桐沢さんだ。
横にいるのは確か____
「お弁当食べる時間なくなるよ、咲夜」
諏訪咲夜。
クラスの天然担当と言ったところか、思ったことはすぐ言う性格だ。
確かにいつも桐沢さんといるな…。
桐沢さんはこちらに気づくだろうか。
じっと見ていると、ばっちり目が合った。
「「あ…。」」
合わせたままなんて恥ずかしくて、
俺は目を逸らした。
すると、何も知らない矢巾先輩の声が、横から降ってきた。
「なぁ国見、あの子達可愛くね?」
「矢巾先輩、チャラいです」
なんとなく先輩を桐沢さん達から遠ざけたくて、俺はそう返す。
「えー?」
おどけた表情でヘラヘラする矢巾先輩に及川さんが気づかないように
俺は慌てて腕時計に目をやって言った。
「昼休み終わりますよ」
「あ、やっべ」
急いで弁当箱を片付ける先輩達を尻目に、俺は屋上をでた。
その時、桐沢さんがこちらを見て微笑んだのは、きっと気のせいだろう。
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空 - 交互で書いているので難しいのだとは思いますが、話の繋がりがありません。だからか、何の話をしてるのか分かりません。また、過去話をして無理矢理引っ張っているように感じます。 (2022年9月19日 7時) (レス) id: b801214b17 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:はにー&乙女百合 x他1人 | 作成日時:2016年3月23日 12時