56話 ページ40
おつ「うん………｣
兄「当たり前だ………｣
――――――
綾音「早かったのね？｣
勇也「ママ!｣
優菜「ママ助けて!｣
葵「勇也！優菜ちゃん!今助けるから！｣
綾音「助けたいなら、今すぐにあんたら死んで？｣
葵「お前………ざけんなよ｣
結衣「助けられてばっかりじゃ困るからね？姉さん！！……………優奈！………勇也くん！………チッ………………さぁ…子供返してもらおうかな？(冷え切った目付き」
弟「……はぁ…………はぁ………やっと着いた………って優奈！！勇也！…………あいつ………！(キレ気味」
兄「はぁ………許さねぇ｣
おつ「はぁ………はぁ……｣
綾音「結衣って言ったけ？先にお前から殺してやるよ！｣
弟「結衣!？｣
葵「結衣！｣
ｻﾞｸｯ
兄「!？｣
おつ「葵………ちゃん？｣
結衣「……葵姉？」
葵「………ｸﾞﾊｯ｣
綾音「妹庇っていい姉気取ってんじゃねぇよ！｣
ｸﾞｻｯ
葵「………結衣今のうちに早く………優菜ちゃんと………勇也を………お願い!｣
結衣「………………うん分かった！！！！でもとりあえず……おっつん………兄者………弟者……こいつボコしてくれる？私じゃ到底無理………」
おつ「うん…………｣
兄「あのよ？綾音って言ったか？｣
綾音「はい！兄者様!｣
兄「男が女に手を出すなんてかっこ悪りぃって思ってる………が………｣
ﾊﾞｼｯ
綾音「!？｣
おつ「兄者………!？｣
兄「弟者は殴るんじゃねぇ………お前は優しい奴……悪者は俺だけでいい………｣
弟「兄者！でも………｣
兄「でもじゃねぇ………早く結衣と優菜ちゃんの所に行け……お前は一人の旦那だ………それとさっき殴ったのは勇也を怖い目に合わせたのと…葵を刺したからだ……｣
綾音「………ﾁｯ(走って逃げる)｣
優奈「……苦しかったよ………ｸﾞｽｯ……」
兄「結衣、優菜ちゃんに怪我はないか？｣
結衣「……うん……………あっ……」ﾌﾗｯ
弟「…おっと………もう………心配したんだからね！？(抱きしめる」
結衣「ごめんなさい…………」
弟「……無事だったしいいよ……」
兄「葵？………葵!｣
葵「ｲｯ………勇也は？優菜ちゃんは？結衣は？……ﾊｧﾊｧ｣
兄「無事だ……………葵しっかりしろ！｣
おつ「葵ちゃん!｣
葵「良かった…………兄者もう他の女性に優しくしちゃ………ダメだよ………？…………弟者君もね……｣
弟「……うん…………葵しっかり！！」
結衣「姉さん！！(泣きながら近寄る」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
