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19.当たって砕けろ(100%砕けないけど) ページ21

全「……………は?」

このとき、A以外の3人は心の中で全く同じことを叫んだ。


「(何を言っているんだこの人は?!?!)」


城中の99%がポセイドンがAのことが好きだということを知っているというのに、本人が全然気付いてなくて、しかも他に好きな人がいると思っている???

予想外の展開に3人とも開いた口が塞がらないままフリーズしてる。

ちなみにポセイドンのAへの好意は城中にバレている。実際は99%なんてものじゃなく、99.9999%だ。知らないのは本人だけ。
あのおバカなふたくびドラゴンでさえ知っている。

ついでに言うと魔王城以外にもバレていて、旧魔王城のハデスや睡魔、ケル、ベロ、スゥ、その他の旧魔王城の魔物にもバレている。(ウシミツ様とその愛犬クッキーくんも知っています。)


とにかくこのまま勘違いで失恋に終わらせないために、どうにかして諦めさせないようにと慌てて励ます3人。

さきゅ「だ、大丈夫ですよ!諦めないでください!」

ハピ「そうですよ!!せめて告白して、それでフラれたら諦めるとか……とにかく頑張ってください!」

『でも……』

アル「知りませんの?「やらない後悔よりやる後悔」想いすら伝えなかったら、あなたはずっと後悔しますわ。だから、正直な気持ちをポセイドンさんに伝えてください。」









うつむいていた顔を上げAは覚悟を決めた。

『…………私、もう少しだけ諦めないでいる!』

いつも通りの無表情だったが、そう決意したAの瞳は今までになく力強く輝いていた。

たとえこの恋が片想いだとしても(両想いです)アルラウネの言うとおり想いを伝えなければ一生後悔する。

そしてポセイドンにフラれたら、今度こそ友達としてポセイドンの恋を全力で応援する。と、そう決心した。
(※絶対にそんなことにはなりません。)


パジャマパーティーも終わりに近づき、皆が眠るときAはポツリと呟いた。

『ありがとう。』

その声が自分の背中を押してくれた友達に届いたか、などと考えながらAは眠りについた。

20.始まり→←18.その好きなやつって君だよ?(2回目)



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設定タグ:魔王城でおやすみ , ポセイドン , 二次創作   
作品ジャンル:恋愛
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ヒガンバナ(プロフ) - kさん» いえいえ〜そんなに言ってもらえるなんて嬉しいです。応援ありがとうございます!頑張ります(。-`ω-)/キラッ (2022年6月17日 23時) (レス) id: 85412e3f02 (このIDを非表示/違反報告)
k - 反応集じゃなくて、!○○しないと出られない部屋でした!ごめんなさい!! (2022年6月5日 23時) (レス) @page30 id: 5df542d064 (このIDを非表示/違反報告)
k - コメントの長さ限界まで行っちゃって最後タメ口になりましたすみません! (2022年6月5日 23時) (レス) @page30 id: 5df542d064 (このIDを非表示/違反報告)
k - あの、更新楽しみにしてますって言うコメント2回もしちゃってごめんなさい🙇♀続きが楽しみ過ぎて、つい急かしちゃいました(>_<)あと、お話完結おめでとうございます!!この小説に出会えてとっても嬉しかったです。魔王城でおやすみの反応集も楽しみに待つね。 (2022年6月5日 23時) (レス) @page30 id: 5df542d064 (このIDを非表示/違反報告)
ヒガンバナ(プロフ) - kさん» kさんほんっっっっとにごめんなさい!更新楽しみにしてくれてありがとうございます!頑張ります! (2022年5月29日 10時) (レス) id: 6e9ea7f9c2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ヒガンバナ | 作成日時:2020年11月29日 16時

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