ハイスペックお兄ちゃん（改）【名探偵コナン】

劇場版【天空の難破船】 ページ48

しばらくするとコナン君たちが戻って来た。
もっとも、赤猫(笑)さんの仲間に連れられてだが。
「お前等がやったのか？」
「やったのはボクさ…コイツ等は関係ないよ…」
どうやらコナン君が爆弾を解体したらしい。
「フン…いい度胸だ…」
そう言ってコナン君を掴み、外へ放り投げる。
「コナン君！！」
「待て！！」
蘭ちゃんが窓に近づいていくのを制止し、快斗君が飛び降りる。
「やはりキッドが紛れ込んでいたか…これで厄介払いは完了だ！」
そう言う赤猫(笑)さん。
僕を忘れないでいただきたい。
「キャットE、そろそろ準備にかかれ！！」
しばらく座っていると、無線機で仲間にそう伝える赤猫(笑)さん。
「何だ？何をするつもりだ？」
そう聞く中森警部。
おそらく発煙筒でも仕掛けているのだろう。
志保を撫でていると、急に蘭ちゃんが立ち上がった。
漆にかぶれたみたいだ。
そのまま赤猫(笑)さんの仲間の漆職人に連れられていった。
もうそろそろやろうかな〜
なんて思っていると、スカイデッキの方で音がする。
……コナン君サンキュー。
心の中でコナン君に礼を言い、赤猫(笑)さんの仲間を倒していく。
時間にして僅か三秒。
その間に赤猫(笑)さんの仲間と犯人2、3を倒した。
みんなは犯人2、3を倒したことに驚いていたが、犯人の仲間だと言った。
そこに偽ウェイトレスがやって来たが、毛利さんが投げる。
『残りの人、聞いてる？』
コナン君が無線機越しに話しかける。
「コナン君、こちらも終わっているよ」
『椎那さん！？…本当？』
「ああ、だけど気をつけなよ。今回の黒幕は藤岡って奴だから」
そう言うと無線機越しに驚くコナン君。
そして何やらブツブツと言っている。
『そうか！ありがとう椎那さん！』
そう言われ、切られる。
僕は赤猫(笑)さんの仲間たちを中森警部に任せて、喫煙室に行く。
「！？…椎那さん！！」
蘭ちゃんに驚かれる。
「椎那さん！危険です、近づいたら…！」
そう言う蘭ちゃんと眼鏡の人に、ただのかぶれだと伝える。
「先に戻っていてください。私はやることがありますので…」
そう言い、病室の方へ向かう。
そこでウェイトレスの縄を解いたあと、僕は飛行船から飛び降りた。
理由はベルモットに呼ばれたから。
それと志保には言ってある…冷たい目で見られたが。
ちなみに快斗君に僕に変装してくれと頼んでいるので、そこらへんは抜かりない。

っていうか、なんてタイミングで呼び出してんの？ベルモットよ。

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黒田兵衛

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