検索窓
今日:3 hit、昨日:3 hit、合計:57,458 hit

劇場版【天空の難破船】 ページ46

僕は今、飛行船に乗っている。
…付き添い人としてだけど。
「わぁ〜〜〜!!」
「トロピカルランドだ!」
「お城が小さく見えますね!」
子供たちが騒ぐ。元気だね。
毛利さんは静かに座っている。
どうやら高い所が苦手なようだ。
「毛利さん、大丈夫ですか?」
一応聞いておく。
「ああ?誰だおまえ」
「もうお父さん!飛行船に乗る前に会った、神崎椎那さんじゃない!忘れちゃったの!?」
わざわざ説明ありがとう、蘭ちゃん。
「知るか!」
「まったく…すいません、椎那さん…」
「いえいえ、私は大丈夫ですよ」
僕より毛利さんを心配してあげて。
「こんなイケメンを忘れるなんて、最低ね」
「そうですか?私よりあなたの方が魅力的だと思いますよ」
僕がそう言うと、園子ちゃんはキャーと言う。
…京極さんもすごいな。
それと志保、睨まないで。ちょっとコナン君引いてるから。
「ところで、今回の客はワシらだけなのかな?」
阿笠さんが聞く。
その質問に対し、園子ちゃんは他の乗客を紹介していった。
その後次郎吉さんが来て、いろいろ話した後、スカイデッキに案内してもらった。
「「「わぁ〜〜〜!!」」」
「明る〜い!」
「空が見えますよ!」
そう言って騒ぐ子供たち。
僕はみんなと少し離れて、辺りを見渡した。
ふむ。どうやらいろいろ仕掛けられているな。
それにビックジュエル、“天空の貴婦人(レディー・スカイ)”が入れられているガラスケースにも何かありそうだ。
そう思っていたら、毛利さんが体を張って教えてくれた。
その後僕たちは部屋に戻った。
蘭ちゃんはスカイデッキの方にまた行ったようだ。
「お兄ちゃん、ケーキが食べたい」
突然そんなことを言い出す志保ちゃん。
え?なんだって?
「それならウェイトレスに頼めばいいじゃないか」
「お兄ちゃんの作ったケーキが食べたいのよ…」
少し頬を赤らめながら言う志保。可愛い。
お兄ちゃんに任せなさい。
「ちょっと待っててね」
そう言い、厨房の方に行く。
シェフたちに理由を言い、流石に志保の分だけだとアレなので、全員分作る。
戻ると蘭ちゃんがいた。
みんなの方へ持っていき、食べてもらう。
「兄ちゃんのケーキか!?」
「美味しいです!」
「何これ!?超美味しい!」
どうやら大好評のようだ。
「ありがとう、お兄ちゃん…」
照れながらお礼を言う志保、可愛い(二回目)。
食べ終わった後、子供たちが何やら悪巧みしていたが、そこはコナン君に任せよう。

僕はしばらく志保と空の旅を満喫した。

劇場版【天空の難破船】→←FILE.35 久しぶり


ラッキーキャラ

黒田兵衛


目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.3/10 (22 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
41人がお気に入り
設定タグ:名探偵コナン , オリ主 , 人外
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

香椎 - ひまりさん» ありがとうございます。更新速度は遅くなるかもしれませんが、なるべく早く更新するようにします。 (2018年5月20日 12時) (レス) id: 45135d60bf (このIDを非表示/違反報告)
ひまり - 面白いです。更新頑張って下さい! (2018年5月20日 11時) (レス) id: 04e3f5630b (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:香椎 | 作成日時:2018年5月18日 5時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。