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流星「はい、到着!」
「重かったよね、」
流星「重くないし、そんなん聞かんでええの。」
「うん、ありがとう。」
きっと貴方に言ったら嫌がるだろうけど
こういうとこ、大ちゃんに似てる。
流星「お久しぶりにお邪魔します。」
「はい、どーぞ。」
流星「え、ツッコんでほしかった。」
「分かってたからあえてのスルー。」
流星「うわ、ひどい。」
なんか不思議。
流星くんといる時は
別人なくらい笑ってると思う。
流星「ストップ、座って。」
「え、」
ポンポンとベットを叩くその手に
従うように腰掛ける。
流星「絆創膏で大丈夫やな。」
「待って、悪いよ。」
絆創膏を持ち歩いてるその女子力にも驚いたけど、
家にいるのに借りるのも、おかしい。
流星「いいの、はよして。」
「はい、」
丁寧に、優しく。
そんな言葉じゃ表せないくらい
貴方は私を大切にしてくれてて、
流星「よし、」
満足げに微笑んだ後
すぐに私の隣に座った。
流星「…会いたかった。」
引き寄せられた肩が
大好きな貴方の香りが
私をいつも恋しくさせる。
駿佑『遠距離恋愛じゃないですか、』
そうだよ、分かってる。
それでも私は彼が好きで、
流星「Aちゃんロスすぎて死にそうやった。」
「それは、大袈裟じゃない?」
流星「ええの、例えやん、例え。」
大吾『本人の前でそれ言えたらええのになぁ。』
「…私も、会いたかった。」
私も1歩踏み出すと決めたの。
流星「あーもう、めっちゃ好き。」
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作者名:鈴花...♪*゚ | 作成日時:2018年8月14日 11時