番外編4 ページ39
「ハッピーハロウィン!」
大吾「お菓子ならめっちゃ買ってきたで!」
流星「Aちゃん、こっち。」
「はーい。」
ハロウィンという口実で集まったのは、
大吾「おおにっちゃん!俺の横はあかんの!?」
流星「俺はAちゃんに会いに来たの!」
廉「やってることアホみたいやわ。」
私の誕生日会という目的のためだった。
流星「Aちゃん、お誕生日おめでとう。」
「え、悪いよ!
私は流星くんの誕生日何も渡してないのに。」
流星「まだ付き合ってへんかったやん。」
「…ありがとう。」
誕生日とハロウィンが近いから
プレゼントはお菓子ばっかりだった。
こんな親不孝な娘に
渡すものが思いつかなかっただけかもだけど。
「え、可愛い。」
流星「なんか俺の好みみたいになってごめんな。」
「ううん!私も好きだよ、このデザイン。」
流星「よかった。」
この時どうしようか迷ったんだっけ。
貴方の誕生日には何を買おうかって。
大吾「俺も好きやわ、それ。」
廉「センスいいやん。」
あの日に着た白いワンピース
すれ違いが起こる前の大切な宝物だった。
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作者名:鈴花...♪*゚ | 作成日時:2018年8月14日 11時