番外編3 ページ37
「ハッピバースデー!
え、」
廉「あ、」
サプライズ、祝いなんて
しなきゃよかった。
すぐ後悔したのは
主役の彼の家にお友達がいたから。
「ごめんなさい!」
廉「待てって!」
すぐに掴まれた腕
ダメだ、口止めだこりゃ。
廉「いや、ちゃうねん。」
永瀬さんのお話によると、
私が想像してたものとは全くちがうらしい。
廉「大吾が水こぼしよって、
しゃーないから俺が脱がしてただけやねん。」
え、もしかしてもう
「大ちゃん酔ってたりします?」
廉「残念やけど、そーゆーことや。」
昼間から誕生日会してベロベロの社会人
プレゼント渡すタイミングは無かった?
廉「ジュースやと思って買ったらしいわ。
アホやろ。」
はい、今日はその通りだと思います。
廉「誕プレやろ。
仮面ライダーのベルトでも買ったか?」
「迷ったんですけどやめました。
20歳越した大人に渡すものじゃないと思って。」
廉「それは正論やわ。」
「で、中身は秘密です。」
永瀬さんも気になったみたいだけど
案外すぐ折れた。
さすが、大人。
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作者名:鈴花...♪*゚ | 作成日時:2018年8月14日 11時