シュガーパウダー2【Ryusei.O】 (ページ36)

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流星「ちょっと休憩。」

「ほんとに終わらないよ？」

流星「だから、ちょっとだけー。」

くそぉ、可愛い。

大きく伸びをして
こっちをじーっと見てくる。

色んな意味でやめて頂きたい。

可愛いのパレード
普通に緊張する
集中できない

やっぱり可愛すぎる

直視したい、けどできない。

私は可愛さにもカッコ良さにも
弱いらしい。

流星「なー、」

「ん？」

流星「もし流星がこっち来るって言ったら
どうする？」

「それは嬉しいけど。
急にどうしたの？」

流星「なんとなく。」

私たちはお互いのことをあまり知らない。

過去のこと、
家のこと、
学校のこと、

それは遠距離だから仕方ないのかもしれないし
言いたくないだけなのかもしれない。

「じゃあ私がそっちに行くって言ったら？」

流星「迷わず同棲する。」

「わぉ、」

流星「嘘ちゃうで。」

だって毎日イチャイチャしたいやん

近づいてきた唇に自然と目を閉じた。

「ん、甘い。」

流星「あ、飴食べる？」

『はちみつレモン』
甘酸っぱい恋のような味だった。