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番外編2 ページ35

流星「これは?」


「これはー、
この式を代入したら、ほら。」


流星「ほんまや。」




どこかの先輩は
高2の夏が1番ゆっくりできるって言ってた。


どこがゆっくり、
むしろ去年より忙しいし。





全く減らない課題と
煩い蝉の鳴き声



そこに1つ、
貴方の姿が加わって。





流星「課題終わったら、どっか行きたいね。」




向かい合わせに座ったリビングのテーブルで
私は大きく頷いた。




「水族館行こ!」





「んー、」


とは言ったものの



そんな甘くないに決まってる。

ずらーっと並べられた英単語を前にして
完全に手が止まる。





日本人なのに、英語ってなに。
海外行かないから使わないし。


今どき翻訳アプリもあるんだから、
学ぶ必要なんか…




目の前の英文を読むより
文句しか浮かんでこない状態






流星「なんなん、これ。」



その声に顔を上げると
同じように頭を抱えた貴方がいた。



「ん?」

流星「現代人が古典学ぶ必要あるん?」




「ほんとに、ね。」






全く同じこと考えてる。
いつかテレパシー使えるようになったらいいのに。






そんなことを考えてた
付き合って初めての夏

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設定タグ:大西流星 , 関西ジャニーズJr. , 道枝駿佑   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:鈴花...♪*゚ | 作成日時:2018年8月14日 11時

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