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駿佑「手渡し。」
「行ったら迷惑でしょ。」
駿佑「じゃあ郵送?」
「そーなるよね。」
絶対手渡しがいいわー、と
語る道枝くん(彼女なし)
高2の冬に
サプライズなんて迷惑すぎる。
ましてや
私がやったって可愛くない。
駿佑「じゃあ、
聞くだけ聞いてみたらいいじゃないですか。」
「なんでよ。」
駿佑「意外と待ってたり。」
早く早くと急かされるものだから、
Aチョコ渡しに行ってもいい?
「あー!」
駿佑「既読早いほうですか?」
「いやいや、ちょっと。」
送るつもりなかったのに。
打ったところだけ見せて、
後で消すつもりだったのに!
駿佑「やっぱり最後まで見届けなあれですし。」
結局
返信が来るまで
彼は私の携帯を覗き込み、
駿佑「あ、既読ついた。」
「え、うそ。」
駿佑「じゃあ、頑張ってください。」
流星え、ほんまに?来てくれるん?
そのおかげで
1つ、楽しみが増えた。
A会いたくなりました。
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作者名:鈴花...♪*゚ | 作成日時:2018年8月14日 11時