FILE.74 過去の話(前編) ページ39
あれは僕が彼女と一緒にいた頃…イギリスに行った時の事だ。
*******
何処へ行くわけでもなく、ただ街を歩いて行く。
「暇だー」
暇なのはいいことなんだろうけど、ここまで暇だと退屈だ。
「何か面白いことないかなー」
なんて言ってると、港にある倉庫街まで来ていた。
仕方ない、帰るか…
そう思った直後、何処からか銃声が鳴り響く。
「……こっちか」
そう呟き、僕は音のした方へと向かう。
そこには一人の男性が横たわっていた。
「……なんだアンタは…観光客か?だったらすぐに逃げろ!この
最初は警戒してたものの、僕を日本人観光客だと思ったのか、彼は逃げろと言う。
「…大丈夫じゃなさそうだ…とりあえず僕のホテルで匿ってあげよう」
我ながら突拍子も無いことを言ったものだ。
「何を言ってんだ!?もうすぐ奴ら…が!?」
煩いので黙らせる。もちろん物理で。
とりあえず怪我を治し、僕はホテルまで急いだ。
奴ら…か。
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香椎 - 姫歌さん» ありがとうございます。なんとか完結まで頑張ります! (2018年6月18日 19時) (レス) id: 45135d60bf (このIDを非表示/違反報告)
姫歌(プロフ) - 面白いです。更新頑張ってください! (2018年6月17日 21時) (レス) id: 615f42e683 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:香椎 | 作成日時:2018年5月25日 7時