FILE.69 プールにて ページ34
*******
「早く救急車と警察を!!」
世良ちゃんがそう叫ぶ。
はい、案の定事件が起きました。
なんかプールにいた、嫌なお嬢様がやられました。
いや、わかってたよ。わかっていたけど…ねぇ?
僕は溜め息を吐きつつ、現場を見ている探偵達を尻目に警察が来るのを待った。
*******
「なるほど…そうなると事故死の線もあるな…」
「ええ…重いウエイトを付けていた状態で足がつってパニクって、空気を吸うマウスピースが口から外れてしまったとしたら…溺死もありえるかと…」
あのお嬢様の連れに事情を聞き、話し合う警部と刑事さん。
よく見たら高木刑事だ。梓さんの時の。
「違うと思うよ!」
そんな二人にそう言うのは、コナン君。
「え?」
「だってその女の人がプールに沈んでるのを見つける10分前は、何もなかったって言ってたもん!そうだよね?ボーイさん」
コナン君がそう言う。
その後に事件性があると伝える世良ちゃん。
子供にしてこの発言力…流石は名探偵。
いや、コナン君なんでバレないの?
まあ今回は見守る役に徹しようかな。
気になることもあるし……。
70人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「名探偵コナン」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
香椎 - 姫歌さん» ありがとうございます。なんとか完結まで頑張ります! (2018年6月18日 19時) (レス) id: 45135d60bf (このIDを非表示/違反報告)
姫歌(プロフ) - 面白いです。更新頑張ってください! (2018年6月17日 21時) (レス) id: 615f42e683 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:香椎 | 作成日時:2018年5月25日 7時