＊《忍たま》＊男装少女と忍たまたち(上級生より) (ページ7)

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5 クラスメートページ7

という流れでこの学園に俺は来たわけ。

今のところ、忍たまに俺が女だということがバレていないから安心していられる。

ああいう奴らにバレたら、面倒だもんなぁ～(-.-;)

？「おーい、Aくーん」

あ、この人は俺と同じは組の斎藤タカ丸さん。

本当は六年生と同じ15歳らしいんだけど、四年生に編入して来た。

偉いよなぁ。

こういう人には感心する。

A「なんか用？」

タ「あのねぇ、ってあれっ！ちゃんと髪のケアしてる？すごくモサモサしてるよ？僕が結い直してあげようか？」

A「いいのか？」

タ「もちろん！それにAくんはすごくゆいやすい髪してるし。」

なんて言いながら、さっさと俺の髪の毛を結い直している。

こういう普段の会話のときも、俺結構大変。

なんてったって女ってことバレちゃいけないようにしないといけないからね。

俺だってこういうナレーションでもなんでもくノ一みたいに「私は～」って喋りたいんだよ。

タ「ねぇ、Aくん、大丈夫？ぼーっとしてたね(*´ω`*)あっ、もう結い終わったよ♪それにしてもAくんの髪はいいなぁ。サラサラですごく結いやすい。まるでくノ一の子の髪みたい。すごくいい髪の毛してるよ♪」

A「ふーん。」

タ「反応薄いなぁ。これ言うとくノ一の子すごく喜ぶし、一度立花先輩の髪結ったときもこう言ったらなんか照れてたよ。まぁAのことだからいいんだけどね。」

A「なんか俺、悪いか？」

タ「いやいや、そんなことないよ。というか、僕は君の髪がまた結えて嬉しいよ^ ^」

A「それで、なんの用があって俺を呼んだんだ？」

タ「あーっ！いけない、忘れるところだった！えっとね、きり丸にさっき会って言われたんだけど、“もしAに会ったら、貸し出した本の期限過ぎてるので返してください”って伝えてくださいなんて言ってたんだよね。Aくんにしては珍しいよね、本を返すの忘れるって。いつもなら期限の日ぴったりに図書室行って返すのに。なんかあった？」

A「いや、とくに。たまたまだよ、たまたま。」

タ「本当に？Aくんはなんでも自分の思ってることとか、いろんな、なんていうかわからないけど、自分の感情まで塞ぎ過ぎてない？悩みがあったらいくらでも相談していいんだからね？じゃ、またね～(*´꒳`*)」

あー、答え方失敗した…

まぁ、いいのか。