＊《忍たま》＊男装少女と忍たまたち(上級生より)

47 綾部喜八郎の落とし穴 ページ49

A「喜八郎、な、何すんだ？」

喜「わー、Aが照れてるー。」

A「全然嬉しそうじゃないな。というか、なんでこんな所に穴掘ったんだ？」

喜「これはただの穴じゃないよー。“恋の穴”。誰か落ちないかなー、って思ってたんだけど、十日間待っても誰も落ちないんだ。あの善法寺先輩でさえね。まさか本当に女の子が落ちると思ってもなかったよー。」

A「ば、バカタレ！」


((ベチッ



喜「叩かれちゃったー((ナデナデ」

A「何故俺を撫でる…！」

喜「そりゃ、可愛いから。」

A「((ムッ」

喜「((ニコニコ」

ーーーーーーーー木の陰からーーーーーーーーーーーー

文「おい、仙蔵、どうした？」

仙「後輩達が可愛すぎる…／／／」

文「おまえが照れる必要ねーだろ。」

仙「可愛い…/////この世のものとは思えぬほど可愛い…！」

文「いつもの冷静沈着な仙蔵に戻れ。」

仙「おまえ、可愛い後輩を見て、簡単に戻れると思うのか？」

文「お、思わん。」

仙「だろ。しかしなぁ、後輩に先を越された…。((ニヤッ」

文「仙蔵、変なこと企むんじゃないぞ。」

仙「企んでなんかない。((シャッ」

文「おい！仙蔵、逃げるなよ！」

作者の挨拶→←46 廊下と校庭、歩くだけでも

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