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35 留三郎の授業 ページ37

留「…とこんな感じで扱う。」

仙「“動きしかやってなくて説明が足りない”っと。」

伊「そうかなぁ。仙蔵厳しいなぁ〜。僕は良いと思うけど。」

文「俺もこいつの授業は下手だと思う。A、今日見学で良かったな!こんな奴の授業受けなくて。」

長「…武器についての説明はかなり詳しかったが…」

小「Aは偉いなぁ〜!私が見学なら、空なんか見て遊んでいるのに、Aは留三郎の言っていることをほぼ全部書いている!」

A「俺は見学ならなおさらこうしなければいけないと思います。」



今は四年生&六年生の授業中。

ちなみに私が今いるのは木の上。

私は動けないので、見学になった、んだけど・・・。




完全に(食満先輩以外の)六年生に囲まれています・・・。

一つの木の上にこんなに乗って大丈夫かなぁ。




A「先輩、多節棍と鉄双節棍に違いはあるんですか?」

文「((ニコニコ よく知っているな。違いはn仙「多節棍とは複数の棍棒を、紐や鎖で繋いだもの。鉄双節棍はその一種で、棍棒が二つの場合だ。」仙蔵、俺のセリフ・・・。」

A「なるほど。立花先輩ありがとうございます。」


こういう時こそ利吉さんの言ってた笑顔が使えるのかな。




((ニコッ





え?

逆効果?

みんな目そらしてる。

ダメだった・・・?


A「先輩・・・?」

六年「(可愛い♡後輩が可愛すぎる///)」

A「あのぉ、ダメでした?」

文「そ、そんなことない//」






あれ?

何か物音がする・・・。

金属音?すぐ近くだ。




六年生気づいてない。

教えるべき?

そうだ!


私は本の1ページを破り「皆さん、急いでこれに名前を書いてください。」と言った。

先輩方、不思議な顔してる、本当に気がついてないんだ。

書き終わったものを持って門へ走った。

A「小松田さん、これ。はい!」

秀「…?」

私は元いた方へ走り塀を登って外に出た。

確かにここで聞こえた・・・。





あっちだ!

仙「おい、A!どこへ行く気だ!」



やっぱりいた。

戦っているのは・・・利吉さん⁉

あんな体で戦ったら・・・。

しかも敵は十人くらい。

何処かで見たことある印がついている。

何だっけ、何だっけ?

思い出せない。

今はそれどころじゃない、利吉さんを助けないと!









Aは懐から苦無を取り出し、後ろから二人の武士に襲いかかった。

36 利吉さん、またも忍術学園に→←34 みんないない


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留ちゃん命 - 面白いですね!応援してます! (2017年12月28日 19時) (レス) id: db1342be98 (このIDを非表示/違反報告)
白い狼(プロフ) - 千代さん» ありがとうございます^ ^頑張ります! (2016年12月29日 11時) (レス) id: 89377fca11 (このIDを非表示/違反報告)
千代 - 面白い!更新頑張って下さい! (2016年12月25日 15時) (レス) id: bb1fb43921 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:白い狼 | 作成日時:2016年12月22日 16時

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