29 私の寝る場所 ページ31
仙「それでこんなにひどい怪我を・・・。」
そう言いながら、立花先輩は私の腕を持って、包帯で巻いた傷口をそっと撫でる。
文「その後、利吉さんはどうなった?」
A「今、忍術学園内にいます。」
文「何処だ?」
A「えっと、わ、私の部屋なんです。」
文「お前、これからd((ドスッ仙「寝るときはどうするんだ?」おい…!」
A「それは、屋根の上とか、床下にしようかな、と思ってます。」
仙「それでは風邪をひいてしまうではないか?」
A「私はいいんです。利吉さんが休めるのなら。」
仙・文「(優しすぎる…!)」
文「しかし、Aも体調を悪くしては意味がない。仙蔵、どうする?」
仙「こうするしかないだろ。」
立花先輩は二組の布団を横に並べ始めた。
仙「これでいい。」
A「わ、私は本当にいいんです!自分で寝る場所探しますから!先輩方にも迷惑をかけてしまいます((汗」
仙「文次郎、真ん中にAが寝てその両端を私たちが挟むように寝ればいいだろう?文次郎も嬉しいだろう?((ニヤッ」
文「せ、仙蔵!おm仙「そうと決まればもう寝るしかない。A、おいで。」仙蔵…!」
A「私を女扱いしないでください。」
文「ほら、Aも困っているじゃないか?」
A「えっ…?」
私はいつの間にか立花先輩に横抱きにされていた。
そのまま立花先輩は私を布団の真ん中にそっと置いた。
A「あの、私普通に歩けるんですけど。」
仙「嘘つけ。さっきまで足を引きずって歩いていたのは知っている。」
文「じゃあもう寝よう。火、消すぞ。」
部屋が真っ暗になり、夜の静けさが忍たま長屋に戻ってきた。
A「先輩、先輩方は本当にこれで寝られるんですか?私邪魔じゃないですか?((小声」
そう言うと頭に温もりを感じた。
A「なにしてるんですか?」
仙「もう寝ろ。私たちは大丈夫だ。おやすみ。」
立花先輩が『おやすみ。』と言った後私の額に柔らかくて温かい何かが触れた。
A「立花先輩、何したんですか?」
仙「ふふ。」
文「仙蔵、あまりAに変なことすんじゃないぞ。」
仙「お前もだぞ、文次郎。」
A「潮江先輩、立花先輩は私に何をしたんですか?」
仙「ぼちぼち分かる。」
文「何でお前が答えるんだよ⁉」
仙「あんまり大きい声出すな。もうAは寝ている。」
文「ああ。おやすみ。」
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留ちゃん命 - 面白いですね!応援してます! (2017年12月28日 19時) (レス) id: db1342be98 (このIDを非表示/違反報告)
白い狼(プロフ) - 千代さん» ありがとうございます^ ^頑張ります! (2016年12月29日 11時) (レス) id: 89377fca11 (このIDを非表示/違反報告)
千代 - 面白い!更新頑張って下さい! (2016年12月25日 15時) (レス) id: bb1fb43921 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:白い狼 | 作成日時:2016年12月22日 16時