28 6のいの部屋へ ページ30
ー*仙蔵side*ー
上級生による会議が終わったので、私は忍たま長屋へ向かった。
いつもであればもうこの時間はとっくに寝ている。
((ダダダっ
足音がこちらへ向かってくる。
後ろを振り向くとAの姿があった。
A「立花先pっわ!」
私の目の前でAが今にも転ぶところだった。
体で受け止めてやると「すいません。」と言い、体制を立て直す。
仙「どうした?」
A「あの、立花先輩に借りていた着物を返しにきました。」
そう言って風呂敷から何かを取り出したが、そこからは血の匂いが漂ってきた。
A「ただ、これ、傷だらけにしてしまったんです。ところどころ泥や血が付いていて・・・。洗ってみたんですけど、落ちなくて・・・。ごめんなさい!綺麗な着物をこんな状態で返すなんて・・・。」
仙「そんなことはどうでもいい。私が何とかしておく。それより、私が知りたいのは、今日、何があったのかだ。教えてくれないか?」
A「(そうだ、今日のことだけは誰にも話してないんだった・・・。)」
仙「どうした?何か辛いことでもあったのか?よし、私の部屋に来い。(その方が落ち着いて喋れるだろう。)」
ということで私は立花先輩の部屋へ行くことに。
A「失礼します。」
文「ん?仙蔵、何故Aを此処へ連れてきた?」
仙「今日のことを聞こうと思ってな。狭い部屋の方が落ち着くだろう。なぁ、A、文次郎も一緒で平気か?」
A「まぁ、二人なら・・・。」
仙「では、早速だが聞かせてもらおう。」
文「仙蔵、あんまり深く聞かない方がいいと思うが。」
仙「分かっている。A、今日の四年生の実習で何かあったのか?」
A「えっと、団子屋に行った帰り、いつの間にか木の上に乗せられてて、それが、タソガレドキ城忍び組頭、雑渡昆奈門さんだったんです。」
文「あのやろおおおおお!可愛い後輩にn仙「A、続けていいぞ。」仙蔵、かぶせるな。((怒」
A「それで雑渡さんは何をしようと思ったのか分からないのですが、私に顔を近づけt文「何⁉あいつが⁉」で、どうしようと思ったら、利吉さんが助けてくれたんです。」
仙・文「おお!」
A「私は何とか逃れられたのですが、利吉さんがもうボロボロで・・・。それで私が利吉さんに迷惑をかけないようにしようと思って、腕で苦無の先を受けたんです。」
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留ちゃん命 - 面白いですね!応援してます! (2017年12月28日 19時) (レス) id: db1342be98 (このIDを非表示/違反報告)
白い狼(プロフ) - 千代さん» ありがとうございます^ ^頑張ります! (2016年12月29日 11時) (レス) id: 89377fca11 (このIDを非表示/違反報告)
千代 - 面白い!更新頑張って下さい! (2016年12月25日 15時) (レス) id: bb1fb43921 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:白い狼 | 作成日時:2016年12月22日 16時