ｱﾊﾊ……ここどこｯ【OP】 (ページ7)

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Siriっていいよねページ7

「じゃあ、言いかけた。【に】っていうのはなんだ」

おーーーーﾌｩｩ。聞かれていましたか。

『もう一度お願いします』

Siri作戦で切り抜けよｫそんな時、氷の剣が太陽に反射して光る

あ……ダメだわ。ちゃんと言お

『あ、ハイ。ごめんなさい
ただですね。あの…私の個人情報抜かれるってなんかどうなんですかね？って思いまして

私の自己紹介より、貴方の名前も聞きたいんですけど……』

すると、クザンは「マジで言ってんの？コイツ」なんて顔をして

「俺を知らないのか？」

と聞いてくる。
いや、知ってますｹﾄﾞｫｫ。ただね？ほら
知らないって前提でそこは進めましょうﾖｫｫ

『有名人……なんですか？』

見よ。この迫真の演技!!
フハハハハハ！！伊達に、2年間演劇部にいないわッッ！！

「……まぁいいや、俺の名前はクザン。青キジとも言われてる。

これで満足か？」

え。待って。クッソイケメソじゃね？…声が。

『あ、はい…

で、私が拘束されるのってなんでですか？』

「それは勿論。逃がさないために」

『何故、逃げると？

一応言っておきますが、私は遭難した身だと思うんですよ

貴方……クザンさんにあの島で助けられ、うどんをご馳走してもらったことにはとても感謝していますが…

…うん。やっぱり拘束される意図が理解できません』

～クザンside～

とりあえず、この正体不明の少女にうどんを奢った
その時、聞きなれない言葉を発してから食べ始める

それを言う理由に疑問を持ち。
また、食べ終わったあとにも聞きなれない言葉を言う少女に意味を聞けば。『そういう文化がある』とハッキリ言われた。

この辺りにはそういった文化は聞いたことがない…
俺はうどん屋をあとにして、彼女を拘束した

名前と出身地を聞き出そうと試みるも

『に…………・・・。』

【に】と確かに言ってから固まってしまう