ｱﾊﾊ……ここどこｯ【OP】 (ページ37)

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猫は可愛いページ37

「よォ。お前は、早起きなんだな」

突然、斜め上から声をかけられた。
この声はよく知ってる声

『シ、シャンクスさん…』

背が高いですね。イケメンですね。尾田先生ありがとう。
なんて、思考停止していたらシャンクスは私の隣に座る

「昨日、話せなかったからな。悪かったな。酒が苦手と知らずに…」

『あぁ。いえいえいえ。私も思考停止しながら飲んでしまったので。何も悪くないです！はい。』

全力でそう言うと、シャンクスは、なぁ。と私に言った
シャンクスは、私の腕を指さして

「その怪我はどうしたんだ？」

と、聞かれるが…

『あっ……えと…』

口がどもってしまう。いやー。シロにやられたとかどう伝えれば……

「言えないか？…信用出来ねぇやつには話せない事情か？」

『そ、そんな事ないですｯ。ただ、えー。
説明がどうも、出来そうで出来ないというかー…』

「なんだそりゃ」

そう言って笑われた。明るくていい人だなぁと切実に思う

「お頭。ここに居たのか」

シャンクスの仲間の人達も。起きてくる

「Aと話してたんだッ。昨日話せなかったからな」

立ち上がって、仲間の人と喋る
私も、立ち上がるとエース達も起きたみたいで。皆いた

「ルフィの話をいろいろ聞けてよかったよ。エース」

「いや、こちらこそ。会えてよかった。話せてよかった」

凄い……シャンクスとエースの会話をモロで聞けるなんて・・・なんて感動していると

チリーン・・・チリーン・・・

そんな鈴の音が、洞窟に響き渡る

「「!?」」

『あ……ネコ』

私の、背後から首に鈴をつけた白い猫がやってくる
え。シロかな？いやでも。ハトと前に間違えたしな。首輪付けてるし・・・。

にゃぁ〜。という鳴き声と共に、私の足に擦り寄ってくる

『・・・・・』

シャンクス達に見られてる状況下の中、私は擦り寄った猫を触る

「飼い猫……？どうしてこんな雪島に？」

エースが、近づいて聞いてきた
猫は私にずっと、スリスリしてくるだけ

「その猫・・・」

シャンクスも近づいて猫の首後ろを持つ。
猫はﾆ"ｬｯと叫ぶように言った

「首輪に何か挟まってるぞ…」

猫の首輪を触ったと思うと、紙を抜き取った
そして、猫を離す。猫は私の方へ来た

「A…」

不意に名前を呼ばれる

『え。どうしたんですか？』

「これは、Aへ宛の手紙のようだ…」