ｱﾊﾊ……ここどこｯ【OP】 (ページ22)

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次の島は？ページ22

『…。神ともあろう方が、機嫌なんて気にするんですね。意外です』

でも撫でる手は止めないよ？可愛いやん
あ、ネコやハトは見た目真っ白。でも、猿はちゃんとした黒？茶色？まぁ、普通の見た目
多分、犬は白なんだろうなって割と思ってる

「ﾌﾝｯさぁ、飯を食べて来い。島に着く」

『早くね？島に着くの…もっと、10日とかかかると思ってたわ…』

24時間と数時間しか経ってないよ？
なんて、思ってたら。シロは猫の姿で部屋を後にする
ベッドから起き上がり、んーっ！って背伸びをして。食堂へ

『何作ろっかなぁ』

そんな事考えながらトマトスープを作りパンを頬張る

『あー……身に染みる』

温かくて美味しい料理って最高だなー

食べ終わり、皿を洗い終える。食堂を出て空を見上げる

『昨日の嵐がまぁ、なんとも。嘘のようで…』

めちゃ快晴。それはそれは散歩日和とも言っていいほどの空
外を見ると島が見えてきた

『おっ。ほんとに、次の島だ』

そういえば、次の島では剣を習うんだったなー。
やだなー。地獄じゃん。

てか、綿あめ売ってるかな？売ってるといいな。チョッパーと話したい。そして、仲良くなりたい

そんな期待を胸に、重い錨を下げる

『無事に、次の島に着いたー』

私の船の他に、海賊船…ドクロの入った船がいくつかあった
殺されるんじゃない…？とか思いながら先程から見当たらないシロを呼ぶ

『シロー？着いたよ。行こう？』

少し大きめの声でそう言うも返答が返ってこない

『ンー？……おーい？シｨｨロｫｵ？』

自室から、武器部屋まで見てみるが姿がない

『なんでいないの。さっきまでいたのに…
まぁ、そのうち現れるやろ』

そんな呑気な考えで、バッグを持って島を歩く

『賑わってるなぁー』

つい先日行った島と同様に、いろんな人がいて。賑わっていた
本屋に立ち寄ってみると、日本語で書かれた本とそうでない本が混ざったりしている

『ンー……この本、途中から日本語じゃないのとか。どうなのよ…』

本当に、読めない。文字が分からない。
日本語に統一してくれぇぇ！！って思いながら本屋を後にする

『いい匂いだな……』

少し、商店などを歩き回ってたからか。お腹が空いてきた。
お金は、多少あるし。飲み食いくらい出来るでしょ…

「いらっしゃーい」

『あ、えっと。』

カウンターに座り、メニューを見る。この匂いはカレーか。そりゃいい匂いだわ

『カレーお願いします』

「おっ。カレーはオススメなんだよ！まいどっ」