ｱﾊﾊ……ここどこｯ【OP】 (ページ18)

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戦闘…？ページ18

そして、指示されて連れてこられた場所は

『森？』

森だね。モリ。木しかない。

「ここなら存分にやり合えるだろ」

私の肩から飛んで、目の前でライオンに代わるシロ
ハトと猫以外にもそりゃ、なれますよね・・・。と思いながら

『ほんとのホントに手加減して…お願いします』

ﾌｩと息を付き、シロの動きに注目する
シロはすぐに仕掛けてきた。動きはよく見えないけど、大きいツメが私に襲いかかる

『ｲｯ……』

丸腰のまま、左に避けてみた。けど、お腹にナイフが掠ったような痛みが確かにあった
凄く、あつい。そして痛い

『ｳｯ…… ﾌｩ』

息を整える。痛くて痛くてどうしようもなくともシロは余裕の表情をしてこちらを見てる

「武器も何も持ってなくてどう勝とうとしてるんだお前は」

ライオンのまま言われ。そして、近づいて私の前で止まり

「せめて、剣の1本くらい持ってこいよ」

と、言われたかと思うと鳩の姿に変わるシロ

「でも、よくかわしたな。スピードも強さも何も本気は出してはなかったが、カンがいい」

褒められた…え。うれしッ。なんて、思いつつも腹が痛い
少し、衣服をズラして傷を見る

『血がドバドバでてるやんけ…笑えないわあ』

私の右腹部には、鋭い傷口が一直線にあった
そこから血が溢れかえっている

『シロさん、これで勘がいいなら。私を殺すつもりだったでしょ…』

シロに言ったが、返答がこない。傷口から、シロの方を見ようとしたがいなかった

『あれ？「オイ」』

後ろから声をかけられる。声の主は勿論シロ
振り返ると、包帯を持った猿がいた…いやゴリラ？

「猿だ。ゴリラじゃない。見た目で分からねーのか」

猿の見た目でバカにされるのって物凄く気分悪くなりますね。ｱﾊﾊﾊﾊ