ｱﾊﾊ……ここどこｯ【OP】 (ページ10)

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ﾜｧｧｧ？ページ10

「…マァ。とりあえず場所を移動しよう」

え？鳩よ？ハトにそう言われて。
はいそうですかって言えるかね？だってハ「ハヨしろ」ｳｲｯｽ

喋るハトは再び、私の肩に乗る

『え、えーっと。何処に向かえば？』

「船を用意してる。そこの角を右だ
で、左………ひだり………止まれｯ！！」

ﾋﾞｸｯ。となり、止まって前を見れば。
2、3人くらいが乗れそうな船があった

「じゃあ、来い」

私の肩から船に移動したハトさんがそう言う
階段を使って登り、船の上に着く

すると、さっきまでハトだったハトが
ハトではなく、猫の姿になった

『……なんでもアリだな。異世界』

驚きつつも、そう言うと

「ハッ。まぁな」

猫になった、ハトはそう言う

『で。えっと、私にあういう手紙など書いてくるって事は……
私を連れ出した張本人と考察してよろしかったですかね？』

ネコにそう問いかけると

「無論。話が早くて助かる」

『…名前は？猫、ハトなんて言ってられないよ』

そう聞くと、ネコは

「シロクミ。それでいい。シロでもクミでも。好きなように呼べ」

『……はぁい。で、えっと。貴方は神ですか？』

なんとなく、こっからの展開って。
俺が神だ。そしてお前は死んだ。だからトリップ、転生をさせた。ここで生きろ。死なないようにチトチトの実を与える

的なパティーンでは？

「神ではある」

『あ、やっぱ？』

「だが別に、Aにチトチトの実とかいうもの………そもそも存在しないし…
マァ、いいや」

なにその投げやりｨｨ！！？
ちょ、ちょっと待ってくださいシロさん

『え？待って。説明とかないの？』

「説明とは？」

愛くるしいネコの姿で聞かれる

『いや、んー。ほら、なんかあるじゃん
こういう時って、前世の私はどうなったー。だの…なんか』