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2戦目、場所を変えてすぐ行ったそれはAの番だった。
ヴィランチームのIコンビ、尻尾の生えた尾白と姿の見えない葉隠と同チーム。
「尾白君、Aちゃん！」
『ん？』
「私ちょっと本気出すわ！手袋もブーツも脱ぐわ！」
「あ…うん」
『え、葉隠ちゃん大丈夫？寒かったら言ってね』
「うん、ありがとうAちゃ…はっ！尾白くん、みちゃ駄目だからね！」
「いや見えないし」
『あ、言われてみれば…』
オールマイトのスタートの掛け声が聞こえてくる。
葉隠以外の二人は核の近くで待機。Aは尾白によって全力でこのポジションを任せられていた。
『…尾白くん、ジャンプ！』
「ジャンプ…？はっ、」
その瞬間、一斉に壁が凍っていく。
尾白よりも核の近くにいたAは瞬時に壁を作り防ぐが、尾白の足が凍らされていた。
『大丈夫？』
「いや…この個性は…」
チャリ、という小さな音。
Aは氷を飛ばし、次の瞬間氷同士がぶつかり合う独特な音が響いた。
『尾白くん、どうにかして体守れる？』
「え、うん…」
『無理に足は動かさないで、多分皮剥ける』
扉から顔を見せたのは、あの半分半分の髪の毛の男子生徒。
『…轟くん、だっけ』
「正解だ」
『……個性被ってたの、言ってくれればよかったのに』
「言おうとした」
『え、マジ？いつ？』
Aの手からの氷、轟の手からの氷、Aは上に飛んで足蹴り、轟は身をかわす。
間髪入れる間もなく轟は氷を放ち、Aは土台を作ってもう一度上に飛んで氷を放つとともに氷の塊を落とし…
そして、かわされた。
『…』
現在Aと轟の場所は戦闘直後と反対になっている。
Aの顔の向きには核と尾白が。＝攻撃できない。
『ごめんね、尾白君、葉隠ちゃん』
負けちゃった。
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なんなん(プロフ) - はるさん» すごくすごく嬉しいです……！！ありがとうございます！ (2021年9月5日 12時) (
レス) id: dff1beac48 (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - フェアリーテイルのグレイ大好きなので嬉しいです、、！！まだ途中なんですけど、このまま一気読みします、！！笑笑 (2021年9月4日 23時) (レス) id: 417ffa247e (このIDを非表示/違反報告)
なんなん(プロフ) - 翠輝 彗さん» うわああ感謝です！！ありがとうございます！！ (2021年8月30日 1時) (レス) id: dff1beac48 (このIDを非表示/違反報告)
なんなん(プロフ) - キースさん» ありがとうございます！！ (2021年8月30日 1時) (レス) id: dff1beac48 (このIDを非表示/違反報告)
翠輝 彗(プロフ) - 4ページ目、爆"轟""克"己になってます汗 (2021年8月30日 0時) (レス) id: 237facedc2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なんなん | 作成日時：2021年8月25日 21時
