オールマイトとある女の子の昔のお話 ページ44
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『わたしが〜』
『「きた〜！！！」』
『オールマイト！ひさしぶり！』
「ひさしぶり。いい子にしてたかな？」
『してた！オールマイト朝テレビでみたよ！！！かっこよかった！』
「そっかあ、嬉しいな。ありがとう、Aちゃん」
東京・六本木のオールマイト事務所。
ちょうどオールマイトの膝くらいの少女が、両手を両親に繋がれてやって来ていた。
彼女は、幼い頃の氷室Aである。
オールマイトの姿を確認すればすぐにぱっと飛び出していく彼女は輝く笑顔を浮かべており、事務所内の数名の大人は微笑ましげに見つめている。
「久しいな、オールマイト」
「ああ。この間の映画見たよ、なかなかいいじゃないか」
「アクションシーンが成功できたのは君のおかげさ、オールマイト」
『パパ、気持ち悪いぐらいオールマイトの動画みてたの』
彼女の隣には有名俳優・氷室湊が。
ただそんな彼らを特別扱いすることはなかった。
なぜなら彼らは古い友人だから。映像作品で共演したのがきっかけだとか。
『ねえオールマイト、』
「なんだねAちゃん」
『サーは！？』
「彼に…会いに来たのかい？」
私じゃなくて？というオールマイトに、幼い彼女は満面の笑みで“うん！“と答える。
『今日ね、みんなに疲れとれるお茶持ってきたの。だからあげようと思って…でもサー飲んでくれるかわかんないじゃん』
「飲んでくれるとは思うけど…」
『オールマイトは飲んでくれるよ！でもサーは？ずっと紙の仕事してる』
だからサーの机に置いてくる！という彼女。直接渡すと言わないのがなんとも彼女らしい。
ちょうど近くにいたサイドキックに案内を頼み、二人は出て行った。
…と思ったら、一旦引き返してきた。
『オールマイト、今日もすっごくかっこいいよ！！』
その言葉は、まるで魔法のようで。
オールマイトはちょこまかと動き回る彼女に笑顔を返したのだった。
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なんなん(プロフ) - はるさん» すごくすごく嬉しいです……！！ありがとうございます！ (2021年9月5日 12時) (
レス) id: dff1beac48 (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - フェアリーテイルのグレイ大好きなので嬉しいです、、！！まだ途中なんですけど、このまま一気読みします、！！笑笑 (2021年9月4日 23時) (レス) id: 417ffa247e (このIDを非表示/違反報告)
なんなん(プロフ) - 翠輝 彗さん» うわああ感謝です！！ありがとうございます！！ (2021年8月30日 1時) (レス) id: dff1beac48 (このIDを非表示/違反報告)
なんなん(プロフ) - キースさん» ありがとうございます！！ (2021年8月30日 1時) (レス) id: dff1beac48 (このIDを非表示/違反報告)
翠輝 彗(プロフ) - 4ページ目、爆"轟""克"己になってます汗 (2021年8月30日 0時) (レス) id: 237facedc2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なんなん | 作成日時：2021年8月25日 21時
