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まりんside
無事にわたあめも買い終え、あとは夏の風物詩である花火を待つのみとなった。
そのまま会場から見るのもよかったけど、人が多すぎたから近くの公園に移動した。
幸運なことに座る場所もあって人も少ないからここなら万全の体制で花火が見られるはずだ。
『わたあめいる？』
まり「ん。ちょっとちょーだい」
あー、と口を開けて待ってみても一向にわたあめは口に入ってこない。
口を開くと同時に閉じていた目を開けると、顔をほんのり赤くしためいが。
まり「どーしたの」
『いや、まりんくんがそんなことするの珍しいなと思って』
まり「いーじゃん。早くちょうだい」
『う、あーん…』
ふわふわとしたわたあめにかぶりつくと、想像以上に甘くて思わず顔をしかめる。
わたあめってこんなに甘かったっけ…？
まり「甘ァ…」
『そうかな…？あ、まりんくん口にわたあめ付いてるよ』
まり「え、マジで？くっそ、拭くもん持ってきてねぇ…」
『私が拭いてあげる』
そう言うとどこから出してきたのかポケットティッシュで俺の口元を丁寧に拭う。
「子供みたいじゃん」って呆れながらも優しく拭いてくれるめいになんとも言えない愛しさが溢れた。
俺の口元を拭いている手を掴むとめいは驚いたように俺の目を見た。
『まりんくん？』
まり「…好き」
『どうしたの、突然』
まり「好きやから好きって言った」
『珍しいねぇー…私も好きだよ！』
えへへ、と笑う彼女をそっと抱きしめる。
それは予想していなかったのか「え、ちょ」なんてコミュ障みたいな言葉ばかり繰り返してて少し笑えてきた。
ずっと抱きしめ続けるとおそるおそるといった様子で俺の背中に腕を回す。
『…花火、見えないよ』
まり「いい。どーせ来年も一緒に来るやろ？」
『もう…ばか』
まり「ばかで結構」
俺の胸にぐりぐりと頭を押し付ける彼女をさらに強く抱きしめると、真上からバァンッと大きな音がした。
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夫婦(芝まり)で浴衣デートして欲しいなって最近思うんです
その2人の隣を通行人Aとして通りすがりたい
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E.W.(プロフ) - しげっち。さん» ﾜｶﾘﾐｶﾞﾌｶｲ (2018年9月9日 18時) (
レス) id: ff6b70e794 (このIDを非表示/違反報告)
しげっち。(プロフ) - E.W.さん» コメありがとうございます！ほんと自分で望んで入学したのにもう嫌になってます(´；ω；｀)課題も多いし授業もあるしで更新出来ないし...言い訳になっちゃいますけどね...ww (2018年9月9日 17時) (レス) id: 80025f79b3 (このIDを非表示/違反報告)
E.W.(プロフ) - 自称進学校って本当に嫌になりますよね。わかりますっ！！周りと比べたらここの学校はなんでもないんだよ！って言いたくなることが多いです((いきなりすみません(´・ω・`) (2018年9月9日 15時) (レス) id: ff6b70e794 (このIDを非表示/違反報告)
しげっち。(プロフ) - やみうさぎさん» コメありがとうございます！まさとくんクソほどかわいいですよね...喜んでいただけて良かったです！更新頑張ります◎ (2018年9月9日 14時) (レス) id: 80025f79b3 (このIDを非表示/違反報告)
やみうさぎ(プロフ) - いやまさとくん可愛すぎな…めっちゃ良かったです(*´艸`)更新ファイトです！ (2018年9月9日 10時) (レス) id: 8f3c58b972 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しげっち。 | 作成日時：2018年8月24日 23時
