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芝「はー！めっちゃ遊んだね！」
『それな！楽しかった！』
あれから私たちは存分に祭りを楽しんだ。
もちろん手は繋いだままで。
たまに小さすぎて人に飲み込まれそうになったから健くんの手はいつも以上に頼もしく感じた。
『(やっぱり好きだなぁ)』
なんてしみじみ思う。
すると不意に健くんがあたしの顔を覗き込んだ。
整った顔がぐんっと近づいて心臓が跳ねる。
芝「どしたの？急に黙っちゃって」
『んーん。なんでもないよ』
芝「そう？具合悪いんだったら言ってね」
『うん！健くんは優しいねぇ…でも誰にでもこんなことしちゃうと勘違いするでしょ！』
出せるだけの力で健くんの両肩を掴んで押し返した。
あんなに近かったら…ドキドキしちゃう…
なんでこんなにも私の好きな人は鈍感なんだろう。
しかもこの行動が無意識な所も腹が立つ。
『もうかえ、』
芝「ねぇ」
帰ろっかという私の言葉を遮って健くんは少し震えた声を発した。
『なに…？』
芝「まだ気づかない？」
『…何が？』
芝「言っとくけど俺、好きな子にしかこんなことしないよ」
『…ど、どういうことそれ…』
芝「だから！好きな子じゃないと祭りに誘ったり、ましてや手繋いだりなんてしないよってこと！」
顔中に熱が集まるのを感じた。口も開いてる気がする。開いた口が塞がらないとはこの事だ。
そんなあほ面の私に健くんはさらに畳み掛けるように言った。
芝「…勘違い、してよ。俺、めいが好きなんだよ」
ずっと聞きたかった言葉が頭の中をぐるぐると回る。
『(私、今好きって言われた…？)』
そう理解した途端、堰を切ったように自分の目から涙が溢れ始める。
せっかく友達がメイクしてくれたのに崩れちゃった。
芝「ごめんね、こんなこと言っても困るよね…ほんとごめん」
『ち、ちがくて、私も好きだから嬉しいの…！』
芝「え、ほんとに…？」
『ほんと…！好き！私も好きだよ！だから、ごめんなんて言わないで…』
芝「めい…」
からん、と音を立ててこちらに歩み寄ってきたと思えば健くんは私を強く抱きしめた。
遠くの祭りの音を微かに聞きながら、健くんの浴衣をぎゅっと握った。
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んーーーーーーー
浴衣姿見てみたいっっっっっ
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E.W.(プロフ) - しげっち。さん» ﾜｶﾘﾐｶﾞﾌｶｲ (2018年9月9日 18時) (
レス) id: ff6b70e794 (このIDを非表示/違反報告)
しげっち。(プロフ) - E.W.さん» コメありがとうございます！ほんと自分で望んで入学したのにもう嫌になってます(´；ω；｀)課題も多いし授業もあるしで更新出来ないし...言い訳になっちゃいますけどね...ww (2018年9月9日 17時) (レス) id: 80025f79b3 (このIDを非表示/違反報告)
E.W.(プロフ) - 自称進学校って本当に嫌になりますよね。わかりますっ！！周りと比べたらここの学校はなんでもないんだよ！って言いたくなることが多いです((いきなりすみません(´・ω・`) (2018年9月9日 15時) (レス) id: ff6b70e794 (このIDを非表示/違反報告)
しげっち。(プロフ) - やみうさぎさん» コメありがとうございます！まさとくんクソほどかわいいですよね...喜んでいただけて良かったです！更新頑張ります◎ (2018年9月9日 14時) (レス) id: 80025f79b3 (このIDを非表示/違反報告)
やみうさぎ(プロフ) - いやまさとくん可愛すぎな…めっちゃ良かったです(*´艸`)更新ファイトです！ (2018年9月9日 10時) (レス) id: 8f3c58b972 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しげっち。 | 作成日時：2018年8月24日 23時
