【アナタシア】夏 祭 り【短編集】

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ていうか、結構前から思ってたんだけどさ


『私もうこのカッコ飽きた』

ふ「飽きたとかの問題じゃねぇだろｗｗ」

『動きずらいもん！』

まり「もん！とかきっつ」

『あ？聞こえてんぞ』

芝「俺は幼女のめい好きだけどな」

『…聞きましたか皆さん！！すきって！』

まり「健は幼女のめいしか好きじゃないって言ってんだよ」

『え…？嘘でしょ？』

芝「……」

『なんか言えや！！！最低か！！』



何処か遠くを見つめる健くん。

ダメだこいつら…私の味方は誰一人としていない…


『まさとくん…まさとくん会いたい…まさとくぅん…』

ふ「ガチ恋キショ」

『ガチ恋じゃないから！！あわよくば抱かれないかなとか思ってるだけだから！！』

芝「ヤバすぎｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」

まり「こいつ置いて帰るか」

『やめてまりん！！お友達でしょ！仲間でしょ！！』


結局最後までこんな調子で少女漫画っぽい甘い雰囲気もあるわけなく。

帰り際にはベロベロに酔っ払ったふみくんをまりんくんが担ぎながら帰る始末。

私は芝くんに半ば無理矢理抱えられて帰った。

男女の夏祭りと言ったら、こう…もう少しいい雰囲気になるもんじゃないですかね！！


『私に彼氏出来ないの絶対あんたらのせいだ』

まり「は？お前に問題があるからに決まってんだろ」

『じゃあそんな私と遊んでくれるまりんくん達は私の彼女になってくれるの？』

まり「死んでもならない」

芝「無理でしょ」

ふ「めいは恋人って感じじゃねぇなぁ〜」


『え、泣いてい？泣いてもいいよねこれ』




Fin.

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