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『離してよっ、うわっ、』


何とも女らしくない悲鳴をあげてしまった理由は彼に押し倒されたから

見慣れた天井に見慣れた彼の顔


ふ「離さねぇって言ってんだろ」

『っ…押し倒さなくてもいいじゃん…!』

ふ「うるさい」


そ、即答しなくても…

上手く言葉が返せずにいると、ふみは私の顔の横にある伸ばした腕を折り曲げてさらに私との距離を近づける

もう少しで鼻と鼻が触れそうな距離


えっ、何これ

いくら何でも近い!


『ちょ、近いから…』


まだ自由な腕でふみの身体を押すけどビクともしない

どうやったらこんな身体になんのさ…!

目のやり場に困ってふみから目を逸らしていると上から


ふ「こっち向いて」


と声がした


渋々、言われた通りに見上げると一瞬にして奪われた私の唇

静かな部屋に水音と私の声だけが響く

それだけで身体のナカがじわじわと熱くなってくる

それは私が興奮している証拠で

ふみに変態と叫んでいた割にこんなになって少し恥ずかしい


ふ「えっろ…まだやり足りないの?」

『…そっちだって絶倫のくせに』

ふ「だから俺いっつも我慢してんじゃん」


何言ってんの?みたいな顔でこちらをみるふみ

一方私はズキッと心臓のあたりが痛んだ

言われなくてもちゃんと分かってるよ…

私は女の人の中でも体力が無い方で、
ふみより断然早くバテてしまうから満足してないんじゃないかと少し不安だった

いや、現在進行形で不安なんです

行為すら満足させられない彼女って、いらなくない?

こんなんだったらほかの人の方がいいんじゃ…

そんな考えが頭をよぎって、ふみの目に合わせていた視線を逸らした。


ふ「もー…冗談だから、そんな顔すんなよ」


私の顔にまとわりついた髪をさらっととく

微笑みながら私の頬までも触るふみに心臓が早く打ち始める



───また貴方に触れたい



『もう1回したいって言ったら、嫌いになる?』

ふ「っ…なるわけがない。好きすぎて禿げるわ」

『ふふっ…好きだよ』

ふ「俺も」


愛の言葉は静かな部屋に響き、月明かりに照らされた2人の影はそっと重なった



唇へのキス【愛情】




------------------

いきなりピンク要素ほんますいません…

『絶倫』の意味がわかんない人は自分で調べてください!

意味が分からないと少しこの話も分かりにくいかもしれません…

祝福→←愛情*



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はた - さいこうでした!! (2019年12月27日 1時) (レス) id: 32e6686df9 (このIDを非表示/違反報告)
しげっち。(プロフ) - ムユさん» コメありがとうございます!可愛いですよね...まりんくんの関西弁もめちゃくちゃ好きなんですけどまさとくんのも萌えますね… (2018年10月14日 10時) (レス) id: c12db644f8 (このIDを非表示/違反報告)
ムユ - わかります…私女子ですけど可愛い博多弁女子には惚れそうです…博多弁女子と結婚したい( ˙-˙ )芝健の方言とか聞いてみたい…まさと君の方言可愛いですよね! (2018年10月14日 8時) (レス) id: 0352392d10 (このIDを非表示/違反報告)
しげっち。(プロフ) - ムユさん» ご無事で何よりです...(´;ω;`)スマホは困りますね...でもセリフに笑っちゃいましたww (2018年9月12日 22時) (レス) id: 80025f79b3 (このIDを非表示/違反報告)
ムユ - しげっち。さん» 北海道は大体大丈夫ですよ!停電したとき一番心配したのは…『スマホぉぉぉぉ!!!おい!スマホ!?』くらいかな…(´・∀・`) (2018年9月12日 21時) (レス) id: 0352392d10 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:しげっち。 | 作成日時:2018年8月12日 23時

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