【アナタシア】年の差なんて関係ない？【ふみろく】

22話 ページ24

ふ『めい？本人？』

『はい、本人です』


緊張のあまりスマホを持つ手に力が入る


ふ『今近くに芝いる？てか今どこ？』

1ヶ月ぶりの会話なのにほとんどふみさんからの質問攻めだ

なんだか嬉しいような、寂しいような…


『今芝健さんと2人で私の家にいます』

ふ『めいの家！？』

『っ…！はい』


あまりにも大きすぎるふみさんの叫び声に反応してか、芝健さんが隣で爆笑してる

ふ『くっそ、芝のやつ…！あーもう！今から俺もめいの家行くから。芝には出てってもらって。すぐ行くから！』


『え、ちょっとまって！…って、もう切れてる』


もう何も聞こえなくなったスマホを芝健さんに返す

まあ正確には芝健さんがずっと笑ってて渡せないから芝健さんのカバンに入れたんだけど

なんだか１ヶ月ぶりの会話に実感がわかない

質問攻めだったし、今回の電話は珍しくふみさんから電話が切れた

今までの電話では私が切るまで待っていてくれてたから、ふみさんから切られるとなんだか新鮮だ


先に切っちゃうくらい急いで来てくれてたりして

…なんて無駄に期待するのはやめよ


芝健さんに私のことが好きだって言ってたけどまだ信じられない自分がいる

だって無視までしてたんだよ？

自分のせいで起きちゃったことなのに

なんでそんなことまでした私のことを好いてくれてるんだろ

付き合いたいなんて思ってくれるんだろ



でも嬉しいだなんて惚れた弱みだろうな



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区切り方めっちゃおかしいー

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