【アナタシア】年の差なんて関係ない？【ふみろく】

15話 ページ17

ふみさんのことを恋愛対象として見てしまっていると自覚してから自分がおかしい気がする

そんなことをベッドの上であぐらをかきながらふと思った


今まではそんなに頻繁に開いてなかったTwitterも

『ふみさんは今どうしてるのかな』っていう思いだけで何度も浮上している

DJとかダンスのお仕事のことを呟いていたら『頑張ってるんだ』って安心するし

くだらないことを呟いていても『変わらないなぁ』ってスマホの前でにやにや

ふみさんから離れる気なんてさらさらないでしょ、なんて笑われそう


まぁ自分もまさかこんなことになるとは思ってなかった

時間がある度にふみさんの様子を見にTwitterに浮上するなんてストーカーみたいな真似を…

気持ち悪すぎる


制限しないからうだうだしちゃうんだ

そう思った私はTwitterのアイコンを普段なら目のつかないような場所に移動させる

もちろん通知もoff

完全にTwitterの存在を忘れさせるようにした

あとは気合いだ！！

『これで大丈夫！』

得意げにふんっと1人で鼻を鳴らすとぶぶっとスマホが音を立てた

『え』

その通知はLINE

送り主はまさかのふみさんからで

まさか来るとは思っていなかった連絡に心臓が止まりそうになる

もはや“ふみさん禁止中”の私にはふみさんからのLINEの通知なんて目に毒だ

『だぁー！！くそ！』

女子らしからぬ叫び声を上げる


スマホの電源を切り、ぼふんと顔をベッドに埋めた


どうしたらあの人のことを完全に頭から消し去ることが出来るんだろうか

朝起きてから夜寝るまで

ご飯食べてる時も、大学の講義を受けている時も

友達と話している時も、他の友達に誘われて無理矢理合コンに行かされた時だって

いつだって頭の隅にはふみさんがいる

合コン行った時なんて

『ふみさんとだったらもっと楽しかっただろうな』

『ふみさんだったらこんな時こうしてくれるのに』

『ふみさんとこの店来たいな』

なんてことばっかり考えて

ペアだった人の名前すら覚えてない

最低すぎて笑えてくるでしょ？


もうほんとにどんだけふみさんに夢中なんだって感じだ

こんなのでこれから距離置き続けられるのかな…

そんな不安を抱えつつ、私は深くため息をついた




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本物(？)のふみろくさんは今Twitterお休みしてますね…
お花見のツイートでテンションが上がってただけあってめちゃくちゃ寂しいです…
和風かっこよかった…(o´艸`)
でもYouTubeliveで姿見れたんで充分です！(単純)

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