やっぱり君が好きです【センラ】 (ページ23)

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誰かの大きな声で目を覚ます。
その正体は泉だったわけで、何故か仁王立ちで
目の前に正座させられていた光くんと真冬くんがいた
私はびっくりして飛び起きる

『え！？ちょ、どうしたの！？』

セ「おはよ～さん！A」ﾆｺｯ

『おはよ～！じゃなくて！！！何してるの！？』

泉の笑顔が久しぶりに怖いと感じた

セ「このふたりがAに抱きついて寝とったから、
反省させようと思ってな？」

泉、目が笑ってないよ。

ま「Aちゃんがいいっていうから！！」

ル「あたたかかったから。」

セ「あぁん？」

「「ひぃ！！」」

『泉。2人を怒らないでよ。私がいいって言ったから
2人は悪くないよ？？』

どうかおさまってくれ。

セ「はぁ。Aが言うなら」

泉は渋々許してくれた
良かった。変なことならなくて。

するといい匂いが漂ってくる

う「朝ごはんだぞ～、いい加減降りてこ～い」

『はーい！！行こ！』

私は3人に声をかけて部屋を出てリビングに向かう

リビングのドアを開ければ皆もう集まっていて
私も空いてる席に着く

そ「おはよ～」

坂「おはよ！！」

『おはよ！二人とも！』

私は彼方くんと優くんの間の席に座る
なんとなく安全かなって笑

みんなで手を合わせ

「『「いただきまーす！！」』」

久しぶりの感覚に懐かしさを感じながら
渉くんの作ってくれたご飯を頬張る

うん！やっぱり美味しい！！

ご飯に夢中になっていると

そ「今日行くんでしょ？家に」

『うん…！！そのつもりだよ！』

坂「みんなで行こうや！！
見つけたよ～！！って！」

志「さんせ～い！！！」

う「騒ぐなよ迷惑になるから」

セ「そうですね～行きましょうか！」

ま「わーい！！翔太さんに会える～！！」

ル「まふ、翔太さんと仲良かったっけ？」

ま「うん！結構連絡取り合ってるんだよ？」

皆の優しさに涙が出そうになるけど
泣き虫だって思われたくないから我慢する

早く会いたいな。お兄ちゃん。お母さん。お父さん。

＊