76 センラside ページ2
家に着き時間的には少し余裕があったため
お風呂に入った
あがった頃には既に8:45になっており
流石にお腹が空いていたため
ストックしてあったパンを食べながら
バソコンの準備を始める
うらたんたちは東京に残り
俺だけ名古屋へ仕事の都合で移ることになったため
最近はほとんど会えていない状況だ
本社に移れるようになれば
皆と色々出来るんやけどな。
やっぱり現実はそうも行かなくて
そんなことを考えている間に
もう時間になっておりスカイプを開き
通話中と表示されているメンバーのスカイプに入る
う「オー!センラお疲れ様ー!」
志「お疲れさーん!」
坂「センラー!!うらさんがいじめてくるねん!!!
退治してや!!!www」
「もううらたんはすぐいじめをするんやからぁ!
めっ!やで!?www」
入って早々に笑いが出る
やっぱりこれもずっとの付き合いだからだろうか
月ラジも始まりいつものように
雑談から始まりふつおた、イラストとやっていき
時間が来たので終わる
う「いやぁー笑ったwww」
志「今日もおもろすぎたわwww」
坂「志麻くんの宇宙人のモノマネ好きやわwww」
セ「ほんまですよwww」
終わった後少し雑談をする
そこで1つの話題が出た
う「やっぱり、あいつがいないな。」
志「そうやね。」
坂「いつ戻ってくるんかな。もう10年やで…!?」
セ「……。」
毎回毎回この話題は出る
みんなも1度も忘れたことはないようで
1度だけ4人で君の居そうな場所へと駆け回った
でもやっぱり見つからなくて
断念した。
セ「いつか、いつか帰ってきますよ!
俺明日も早いんで落ちますね!すんません!」
ちゃんと話せていただろうか
声は震えていなかっただろうか
何度も何度もこういった話はするものの
やっぱり慣れないものだ。
「ほんまやで、もう10年やで。」
そう誰もいない部屋に呟き
ベッドにダイブし死んだように寝入った
_____Twetter
フラワー @flower_love
歌いたいなぁ。
20××年×月×日
〜:@〜
フラワーちゃん引退したの?
〜:@〜
フラワーちゃん…
フラワーのツイートは10年前で止まっていて
今でもリプを定期的に送ってくるリスナーの子はいて
君が死んだことは公表していないため何も言えず
早くみんなのためにも戻ってきてな。
*
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作者名:はるや x他1人 | 作成日時:2018年1月12日 20時