エリックの家族について ページ4
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【ボールドウィン家】
100年以上続く名家で、絨毯・タペストリーなどの専門店。大通りに店がある。現在の店主で6代目である。十名ほどの手伝いがおり、家の一階は全て店に使われている。商家からの人気もあり、基本的な収入源は一般購入ではなく商家からの購入である。
父(エドガー)
→織物専門店の6代目、絨毯等のデザインは全て彼のもの。もちろん織るのもしている。商家との付き合いもあるため、どうにかして長男に店を継いでほしい。妻のことがあり、エリックと距離を取っている。
エリック↔父さん
←昔は仲が良かったはずなのに、いつの間にか嫌われて遠くなってしまっていた。それでも尊敬しており、エリックの"芸術"の原点でもある。
母(ディアナ)
→普段は夫の手伝いをしていて、毎日のように絨毯等を織っている。とても繊細で気にしい。エリックの醜い瞳を嫌っており息子と認めたくないし名前も呼びたくない、どうにかしてエリックを追い出したい。
お前、アンタ↔母さん
←嫌われてるのを理解しているし、エリックも心底嫌いになりたかった。母に色々言われていたことからオッドアイが嫌いだし、非難されて当たり前のものだと思っている。
兄(フィリップ)
→ナイトレイブンカレッジの在学生でスカラビア寮、3年でマジカルシフト部所属。人付き合いがよく心優しい。料理好きで、家を継ぐのではなく富豪や宮廷の専属料理人になりたい。
エリック、リック↔兄さん、フィル兄さん
←親愛なる兄。理解者で優しい人、今も手紙のやり取りもしている。彼の料理が一番好き、できることなら夢を叶えてあげたい。
祖父(ダン)
→織物専門店の5代目。エリックが物心つく前に腰を痛めて引退、今は近所で祖母と二人暮らしをしている。
エリック↔おじいちゃん
←親愛なる祖父。裁縫の師、人形と出会わせてくれた人。唯一母が外に出るのを許してくれたのは、祖父の家に行くときだった。
ボールドウィン家は、熱砂の国でも有名な織物専門店。恐らくアジーム家とも取引をしているし、もしかしたらお金持ちのところだったら贈呈品として他人から貰っているかも。
ちなみにエリックのモチーフは『シンデレラ』より、姉二人と継母を混ぜたような感じにしてあります。メインは姉の片方、アナスタシアです。また鳥が苦手だったり視力が悪いのはグリムの『灰被り』で姉二人は鳩に目をつつかれて失明するところから。…みたいなかんじで、ちょっと凝っていましたとさ。
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作者名:風雪妃月 | 作成日時:2020年8月21日 3時