(114):下心 ページ17
・
『あ、あそこにいるの……コナンくんかな』
ふと窓に目を移すと、少年探偵団のみんなと帰るコナンくんの姿が。
世良「え!?コナンくんがいるのかい!?」
コナンというワードにいち早く反応した世良ちゃんが窓から身を乗り出す。
美姫「ちょっ、危ないよ!」
美姫が止めにかかり、渋々と言った感じで乗り出すのを止めた後窓の外を見た世良ちゃんが残念そうな声を出した。
世良「あぁ〜……コナンくん行っちゃったよ」
『コナンくん呼び止める?』
あまりにも残念そうな顔をするものだから、携帯を取り出すが
世良「あ、いや、大丈夫さ!別に絶対に会えないってわけじゃないしね!」
大丈夫だと言われ、ならいいかと携帯を戻す。
蘭「あれ、3人とも帰ってなかったの?」
その直後、部活が終わり帰ってきた蘭が首を傾げた。
世良「蘭くんを待ってたんだよ」
『そうそう、園子は先に帰っちゃったけどね〜』
園子はなにか用事があるとかで帰ってしまった。
蘭「そうだったんだ!あ、そうだ。なら、3人とも今日家に寄っていかない?
この間お父さんが解決した事件の依頼人の人にお菓子いっぱい貰ったんだけど減らなくて……」
美姫「行く!Aも行くよね!?」
『そりゃもちろん!』
世良「ボクも行かせてもらうよ!コナンくんに会えるしね!」
美姫が即答し、私も同意。
世良ちゃんは先程の残念そうな顔から一転、嬉しそうな顔になった。
蘭の提案を聞いて私は『透さんに会えるかも……!』なんて、下心を持ちながら美姫達と共に教室を出た。
210人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「名探偵コナン」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ミサキ@(プロフ) - 咲さん» はい、もしかしたらまた思い出した時に書きに来るかもしれませんが、一応完結になります。今まで読んでくださりありがとうございました!! (2017年11月29日 7時) (レス) id: 38411daa0b (このIDを非表示/違反報告)
咲(プロフ) - 終わりだったのですね…!お疲れ様でした。更新も頑張ってください (2017年11月28日 22時) (レス) id: f109e41118 (このIDを非表示/違反報告)
ミサキ@(プロフ) - チョコ♪さん» もちろんです!楽しみにしていただけると嬉しいです! (2017年9月30日 15時) (レス) id: 38411daa0b (このIDを非表示/違反報告)
チョコ♪(プロフ) - ミサキ@さん» よろしくお願いします! (2017年9月30日 15時) (レス) id: 05bb390022 (このIDを非表示/違反報告)
ミサキ@(プロフ) - チョコ♪さん» コメントありがとうございます!満足頂けるよう、更新頑張ります! (2017年9月30日 15時) (レス) id: 38411daa0b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ミサキ@ | 作成日時:2017年9月14日 20時