vol.45『それほど』 ページ46
ドン「鬼…農園…？」
ギルダ「レイが…スパイ？」
私達は1からこの農園の説明をした。
レイがスパイのことも話した。
私は戸惑っているドンとギルダを見つめた。
嘘をついてしまったのは仕方ない。
こうなることは見えてたはず。
もうなにも言わないよ。
ドン「ずっと…？」
ノーマン「僕らのためにね！」
ノーマンは付け足すようにドンに言う。
ドンにはそこを勘違いさせたくないのかな。
私も同じ気持ちだ。
ドン「…じゃあレイは…
あの日コニーがどうなるか分かってたのか」
私はその言葉に服を握りしめた。
その言葉は私もかけられている。
今まで私とレイは黙って見ていた。
出荷を。でもこれで終わりにしたい。
それはレイもきっと同じ。
ドン「エマとノーマンとAは…
俺たちを敵だらけの世界へ
騙して連れて行こうとしてたってわけか…」
そういえばドンは乾いた笑いが出た。
私はそんなドンに眉を寄せる。
ドン…そりゃ混乱する。
そう思ってると、
ドン「ふざけんな！！」
「！！、ノーマン！！」
ドンは拳を握りしめ、ノーマンを思いっきり殴った。
ノーマンは体が弱いため、簡単に吹っ飛び倒れた。
私はそんなノーマンに急いで駆け寄る。
ノーマンの頬には傷跡ができていた。
そんな…
レイ「おいドン！！」
レイはそんなノーマンの姿を見てドンを見つめた。
でもドンはまた拳を握りしめていた。
ダメ！！
私はすぐさまレイをかばうように前にでる。
もうドンは勢いを止めることはなかった。
ガッ__！！
「っ！」
私はドンの拳を頬に受けた。
ドンの拳は重く、後ろに倒れる。
レイも後ろにいたため、レイと一緒に地面に倒れる。
ドンの拳は本気だった。
それほど怒ってるんだと私には分かった。
レイ「A…！」
「大丈夫…」
レイは私の頬を見て目を見開く。
私はそんな頬を手で拭った。
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玲音 - はじめまして！この作品面白いです！ ただ、vol.21のところエマがキャロルに世話されてる文に見えた……多分"を"だといいと思います (2019年3月22日 17時) (
レス) id: b6f9d93532 (このIDを非表示/違反報告)
蘭ケーブル(プロフ) - レイ推し。さん» ありがとうございます！更新頑張りますね！ (2019年2月23日 11時) (レス) id: 855de7cb2f (このIDを非表示/違反報告)
レイ推し。 - 凄い良い作品ですね！続き楽しみにしてます！ (2019年2月22日 0時) (レス) id: ac053a2b76 (このIDを非表示/違反報告)
蘭ケーブル(プロフ) - ドラゴンさん» ありがとうございます！更新頑張ります！ (2019年2月18日 23時) (レス) id: 855de7cb2f (このIDを非表示/違反報告)
ドラゴン - 面白い作品です！続きを待ってます！ (2019年2月18日 0時) (レス) id: cddb962df9 (このIDを非表示/違反報告)
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