▽レンタル彼女、始めました｡【名探偵コナン】

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何事もなく1日の平凡な授業が終わった。




安室さんは大事な仕事があるらしく、迎えに来れないとのことで


今はコナンくん 平次くんと歩いて帰っている。



なぜこの2人かと言うと



これまた安室さんが心配症で


コナンくんに "Aさんを家まで送り届けてほしい" と連絡が来たらしい。



『わざわざ迎え来てもらっちゃってごめんね…安室さん私なんか心配しなくていいのに』



たかがレンタル彼女だし。と呟くと

2人は全力で否定する。



「俺なんかレンタルしてへんのに心配なんやぞ!?」



「そうそう!! 僕達の好きでやってることだからA姉ちゃんは気にしないでよっ」




なんて優しいんだろう、この2人は。



学校からある程度の所まで歩いてきた時、盛大な着信音が鳴り出した。


どうやら平次くんの携帯が鳴っているらしい。




平次「なんや和葉か。もしも」



《 平次今どこおるん!? 何日も学校休んで何しとるん!? なんで今まで連絡してくれなかったん!? 》



平次くんが言葉を言い終わる前に、勢いの良い関西弁の女の子の声で遮られた。

スピーカーじゃないのに聞こえてくる。



平次「一気にしゃべんなアホ!! 今は東京で毛利探偵事務所に泊めてもろーとる」



《 な、なんで東京!? なんか用でもあったん!? 》



平次「くど…じゃなくてコナンくんに用があったんや!! んまぁ用済んだけどえらいべっぴんさんと会ってなー」



《 はぁああああ!? なに東京の女にたぶらかされとんの!? 第一、平次はいっつも＿＿＿＿＿ 》



女の子の言葉に圧倒されている平次くん。



コナンくんは呆れ笑いをして“先に行こう”と私の手を引いた。



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