幼馴染 -再会の時-【あほの/となりの坂田。】【浦島坂田船】 (ページ36)

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34話ページ36

坂「じゃあ、俺、作業あるから…」

志「あ、俺とセンラさん、録音だっけ。」

セ「せやね。行きましょか。」

『ありがとう。じゃ、またね。』

…浦田さんは帰らないのかなぁ…

『帰らないの？』

浦「うん…言いたいことあるから…」

ギュッ

『!?うらっ…』

浦「…好きだよ。俺の彼女になってほしい…。」

こっこここ告白！？

ふぇ…告白ってこんなにドキドキするんだ…

それとも浦田さんだから…？
私、浦田さんのことが好きなのかな…

うん、このドキドキは浦田さんだからなんだ。

私、浦田さんのことが好きなんだ。

『…今気付いたばっかなんだけど…
私、浦田さんのこと…好きだよ。』

浦「えっ…じゃあ…」

『付き合おう？浦田さん…』

浦「…良いの…？」

『うん。』

浦「…ありがとう…」

ﾁｭｯ

『ふえっ…う、浦田さん…///』

浦「もしかして…ハジメテだった？」

…いや、ハジメテも浦田さんだったよ。
覚えてないだろうけど…

浦「(ハジメテも俺なんだよなぁ…)」

『うん…///』

浦「…あ、キスマ消えてるね。付けたげよっか。」

えっ…

ヂュッ

『い¨っ…』

なんか前より長いような…

浦「…よし、綺麗に付いた。ふふ。」

ﾁｭｯ

えっ…またキス！？
てか、舌でトントンってつつかれてるんだけど…何？
(Aちゃんは、こういう知識ほぼ皆無です)

浦「…ったく、口開けろ。」

口？
開ければいいんだよね。

…えっ、浦田さんの舌が入ってきた…
なんか…ヤバイ。(語彙力。)

歯列をなぞられて…
舌を絡められてるの…？

これって、絡め返した方が良いのかな…

てか、長くない？
苦しくなってきた…

胸板を叩く。
そしたら、離してくれた。

どちらのものかも分からない唾液が私の口から垂れてくる。

それを浦田さんは舐めた。

浦「ふっ…蕩けてるじゃん。
ちなみに、これが何キスか分かる？」

いえ、全く存じていませんね。
さっぱり分からん。

『分かんない…』

浦「これはね、Dキスだよ。」

はて。Dとは何だ。

浦「DはディープのDだよ。」

ほう。深いのか。確かに深かった…
てか、私浦田さんの彼女か…
こたぬきさんに殺されないかなぁ…