幼馴染 -再会の時-【あほの/となりの坂田。】【浦島坂田船】 (ページ26)

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24話ページ26

＜坂田宅＞

はい、Aで～す。

駅前で優と待ち合わせして、連れてこられました。

え、ここって…

坂「…入ってや。」

『あ、はい…お邪魔します…』

ガチャ

うわ、めっちゃ綺麗な部屋。

あ、浦島坂田船のグッズだ。

やっぱり仲間のことが大好きなんだなぁ…

皆が皆を思いあってる…

最高のグループだね。

坂「お茶いる？」

『あ、うん。お願いします。』

坂「分かった、ちょっと待っとってな。」

ふぅ…
さ、上手く話せるかなぁ…
説明はあんまり得意じゃないからなぁ…

坂「はい、じゃああの時のこと、話してや。」

『…うん。』

＜話し終わった＞

坂「あぁ…そうゆうことか…
そりゃ、ショック受けるよな。
あの年やったし…
…ごめんな。酷い態度とってもて。」

ギュッ

えっ……ええっ！？

坂「ほんま、ごめん…」

『…あ、あの…別に良いですよ
そう思うのが普通ですから…
そりゃ、裏切られた気分になりますよ。
なので…離して下さい…』

坂「…(ムスッ)」

ギュウッ

え、離れないんだけど…。

ちょっ、待て待て、私今めっちゃ顔暑い…

髪サラサラ…良いなぁ…

坂「…なんで敬語なん…前みたいに…」

あぁ、タメで優って呼べと。
昔みたいに…。

『分かった。優、久しぶり。会いたかったよ…。』

坂「俺やって会いたかった…
だって、Aがどっか行ったとき、生きた心地せんかったもん。」

『…え、そんなに？…まぁ、毎日会ってたからなぁ…』

うん、家が隣だったから、
少女漫画とかでよくありそうな、
窓から入るっていうことよくしてたからなぁ。

二人で一つ(？)みたいな感じだったからねぇ。

『あはは、心友みたいな存在だったからねぇ。かれこれ15年以上は会ってないよね。』