13話 ページ14
『うん、止めてね？』
志「え〜ええやんか触らせてやぁ〜」
駄目だこの人重症だ…
もういっそ、此処に志麻リスさん連れてきてやりたいわ。
浦「……(ニッコリ)」
うん、うん。浦田さんのニッコリがとても恐ろしいと思ったのは私だけなのだろうか…
人殺せますよその雰囲気で。
それに気付かない志麻さんも志麻さんですけど…
いや、酔ってるせいで気付かないのか。
普段の彼だと多分気付くだろう。
…ドンマイ志麻さん…
明日ぐらいに多分浦田さんに殺されますね…
志麻さんご愁傷様…
志「てなわけで触るなぁ〜」
ベシッ
志「…いって…あれ、俺は何をしてたんやろ…」
お、これはこれは、浦田さんの痛そうな攻撃くらって、志麻さんの酔いが覚めたみたいだね。
何してたかは、本人も覚えてない。
お酒の力とは…()
恐ろしいな…足フェチな部分が出てたからね…
浦「…志麻君？今何しようとしてたのかな？(ニッコリ)」
志「ﾋｲｯ…覚えてない…なんかごめんな。桜井さん…」
『…あはは…大丈夫だよ…気持ち悪かったけど…志麻さんの性癖出てたし…』
志「え¨っ、ほんまに俺、何しようとしとったん！？ほんまごめんっ！」
『良いよ良いよ…テンパりすぎ…』
浦「ったく…志麻君今日はもうお酒飲まないでくれる？
さっきみたいになるとめんどくさいし。」
志「おん、そうするわ…またね、お酒ちゃん…」
お前、お酒と恋人なのか？
お酒のことお酒ちゃんって呼んでる人初めて見た…
まぁ、志麻さんのイケボォだからサマになってたんだろう。
普通の三十路がそんなこと言ってたら普通に引くからね。
だって、ごく普通のおじさんが、お酒ちゃんだなんて言ってたら、引くか、それか爆笑するかだね。
それだったら大爆笑案件じゃん。
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作者名：Amuna | 作成日時：2020年7月28日 23時
